大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

たかが親指。されど親指。

2008-09-29 12:54:23 | バレエ大人
右足の親指が、またもや痛み出しました。
それまでは、立ちっぱなしだったり、歩いたりした後に、鈍痛がある程度だったのですが、いまや、立っていても痛い。。
座って、なんの圧もかけずにそっとしておけば、大丈夫なのですが。
思い当たることはあります。バスや電車の遅延で、混雑の中、おされたりしても立って耐えたこと。
その遅れで、会社まで、軽く走ったこと。
(遅延証明はありましたが、軽く走れば、間に合いそうだったので。)
仕事や私用で外出が続いたこと。
カイロプラクティックの先生には
「痛いからといって、小指側に逃げてもだめ。」
と、歩き方の指導を受けていました。
先生に診てもらった後は、アライメントを修正してもらっていたので、そんなにつらくありませんでした。
ただ、炎症はあるから、冷やすように、とも言われていました。



ということで、整形外科にかかって、消炎鎮痛剤をもらうことにしました。

案の定、レントゲンで、またもや、軽く被爆。
外反母趾は指摘されましたが、やはり、そんなにひどくはありませんでした。
この痛み具合も、第一関節が曲がらなくなっているのも、MRIで診てみないとなんとも言えないと。
「とりあえず、湿布貼って様子を診て下さい。良くならないようなら、また来てください。その時は、MRIで組織も見てみましょう。」


はい。わかりました。。。ん 


「あのお、(肝心の!)消炎鎮痛剤はもらえないんでしょうか。」


「消炎作用は湿布にありますから。」


これまでの数多い経験から、湿布や塗り薬で治まる気がしない私。


「痛むと通勤などに困るので、念のため、お薬もいただけないでしょうか。」


「じゃ、1週間分、入れときましょう。」


目的達成。



が、忘れていました。
処方されたのは、ロキソニンという鎮痛消炎剤。
整形外科で処方する一般的なお薬らしいのですが、実は、以前、服用して4日目くらいのこと。
薬疹は出るは、背中に異常な大きさのおできはできるは、めまいと吐き気はするは、ということがありました。

私は、幸いなことに、薬疹や薬の副作用の経験は、これだけ。
そのせいか、お薬の名前を覚えたりする習慣がないんです。

その時は、理由もわからず、内科へ。
お薬のことも聞かれましたが、一般的に処方されるお薬ということもあって、はっきりしないまま、点滴してもらい。。
でもだめで、ふらふらになりながら、這うような気分で、カイロプラクティックに行きました。

で、吐き気もめまいも、背中のおできも、そして、肝心のぎっくり腰(だったと思います。)も、結局、カイロプラクティックで治してもらいました。

カイロプラクティックの先生が言うには、ロキソニンは、整形外科では一般的なお薬なんだそうですが、作用としては、血管を収縮させて痛みを抑えるのだそうです。
「それで、血流が悪化して、こんなおできができたりするんだよね。」

(そうなんだ。)

「ちょっと、痛いけど、我慢してね。」





























先生。日本語、間違ってる。
これは「ちょっと」って言わないの。
ちょっと触れただけでも痛むおでき。
手首のところで、ものすごい力とものすごい勢いで、
ごりごりごりごりごりごりごりごりごりご(り)(延々)。
目が飛び出て、落ちたか、と思いました。
いっそのこと、気を失いたかった。。

が、背中のおできはあっという間に消え、自律神経にアプローチしてくれて、めまいや吐き気もラクになりました。



その時の体調もあったのかもしれませんが、なんとなく、ロキソニンは、あまり私にはあわないお薬なんだろな、と思うようになりました。


で、長くなりましたが、確認したら、またもやロキソニン。
大事をとって、お薬を変えてもらいにいきました。
土曜日で午前診療のみだったし、日曜日はお休み。
今日行ったら、お薬の交換は、当日しかできないと言われ、今、手元には、ロキソニンとハイペンというお薬が1週間分ずつあります。

お薬の交換は当日しかできないって言われてもさ。
と、軽くムカつきましたが、ぎっくり腰になった時とかに応急処置で1~2回服用するくらいなら大丈夫だし、前回も、ガラスの腰を持つ男・旦那が残ったロキソニンで復活していたので、まあいいか、と思いなおしました。

ちなみに、これは、ここだけの話。
どちらも本当はだめなことなので、真似しないでくださいね。


バレエのお稽古は、しばし小休止。
発表会は、トウシューズで舞台に立ちたいので。
足の親指が使えないだけで、私レベルでは、けっこう致命的です。
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6 コメント

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はじめまして (くみ)
2008-09-29 23:26:17
acbeさん、はじめまして。

6月頃に、娘の発表会のお衣裳のムシのつけ方を検索しているときに、acbeさんのブログを発見して・・・ずっと読ませていただきました(読み逃げですっ)

私も大人になってからバレエをはじめました。中学高校は新体操部で、とてもバレエにあこがれていました。
現在は母娘で習っております。

acbeさんのブログは、とても読んでいて楽しく、ためになるブログですね!
いつも更新されるのを楽しみにしているんですy!

私も、時々カイロにいっていますが、ここだ!という先生に出逢えるまでが長かったです。
整体と看板を上げていてもいい加減な先生もいますしね。acbeさんの先生は、バレエにも詳しくてとってもうらやましいです。

これからも、お邪魔させてくださいね。
返信する
くみさんへ (acbe)
2008-09-30 12:21:20
はじめまして。
コメントいただき、ありがとうございます。
楽しんでいただけたり、多少なりともお役に立てれば、うれしい限りです。

新体操をやられていたんですか!
ものすごい軸と柔軟性が必要ですよね。
きっと、めきめき上達されているんじゃないか、と想像してしまいました。
お嬢さんと張り合えるおかあさんっていう感じがして、かっこいいです。

カイロの先生曰く「うちには整形外科でだめだった患者さんがたくさん来院する。でも、整形外科の医者は、整体やカイロからの患者がたくさん来る、と言う。ずっと平行線なんだよ。」ということでした。
ちゃんとした先生に出会えれば、信頼のおける治療法だと思うので、インフラを整えてほしいものです。
最近では、踊り専門というところもありますよね。
私が通っているところは、そういうところではないのですが、先生のおかげで踊りを続けていられます。

よかったら、これからも、遊びに来てください。

返信する
Unknown (mini)
2008-09-30 14:36:00
上の方と同じくはじめまして!(便乗(^^;)

小学生までバレエをしていて、そこから数十年後に復活!
(途中何ヶ月だけ復活が何回かありましたが…)
今はなんとか続いて2年ほどになります。

最近は踊るのが楽しくて色々知りたいと検索をしていてこちらにたどり着きました。そういうわけで時々読ませていただいてます。
こちらはホントに勉強になることが多くて助かります。
それに文章も上手で読みやすいです。

先日、初めて整形外科なるものに行って来ました。
前後開脚で右太もも裏を傷めたのと左親指付け根の痛み。
診断は肉離れと外反母趾でした。
肉離れは予想していたのですが、外反母趾は以外でした。
外反母趾ぎみとは言われたことはあったのですが、もひとつ自分に自覚がなかったからです。
「あーそれで痛かったのね」と今更ながら認識している始末…
幸いそんなに酷くはないので、負担のある靴には気をつけてと言われた程度でした。

でも大人になると更に体のケアが大切と実感しました。
東京には踊り専門などあるようですが関西では京都にあるだけで通うには遠いし、スポーツ障害で診てくれるところ位しかないみたいです。
これから自分に合った所を探すのに苦労しそうです。

今回投稿させてもらったのを期にまたお邪魔させてもらうかもしれません。
よろしくお願いします!
返信する
miniさんへ (acbe)
2008-10-01 11:00:22
はじめまして。
コメントいただき、ありがとうございます。
勉強になることが多い、文章が上手だなんて、つたないブログなのに、はずかしい。。
改めて、しっかりしなきゃ、です。
でも、多少なりともお役に立つことがあれば、うれしい限りです。

肉離れと足指、ほんとにお大事にしてください。
踊るのが楽しい時のケガは、ほんとにいやなものです。(しみじみ)

肉離れが治ったら、疲労物質を貯めないよう気をつけたり(私は、酢のサプリがいい感じです。)指圧や無理のない程度のストレッチで、日頃から伸縮のよい筋肉の状態を保つように心がけるといいようです。

若い頃は、再生能力が高いですからね。
こればかりは仕方ありません。
生きていれば、みんなが通る道だと思いますし。

お時間がありましたら、ぜひ、また、遊びに来てください。


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Unknown (フェイ)
2008-10-05 06:31:20
acbeさん、こんにちは。

なんだかバタバタした日が続いていて、しっかりとPCの前に座って作業する時間がとりづらくてROMだけさせてもらっていました。
でも、色々とお話したいなぁと言う記事もあったりしたので、今更・・・というタイミングになってしまうけれど、ちょい過去の記事にもポツポツとコメントさせていただくことをお許しくださいませね

ロキソニン、ホントに何とかの一つ覚えみたいに整形で出しますよね。
私も腰痛でかかった時と肩こりの時と、どちらもロキソニンでした。
消炎鎮痛剤って、合う人は合うけれど合わない人には天敵かっ!!っていう位合いませんよね。
私の場合、ロキソニンは大丈夫でしたが、大抵の消炎鎮痛剤は胃をやられてしまうので、必ず胃薬を一緒に出してもらっています。
それでも胃に来てしまうことが多いため、生理痛などは鎮痛剤ではなく抗不安薬(いわゆる小精神安定剤・マイナートランキライザー)を飲むようにしています。
これは内科の女医さんから聞いてそうするようになったことなのですが、抗不安薬の中でも筋弛緩作用のある物を選んで飲むことで、子宮の収縮による痛みが和らぐし、胃にもやさしい(抗不安薬は胃潰瘍の時にも処方されたりします)ので、軽症の生理痛ならこちらの方が体の負担が軽くて済むのです

消炎鎮痛剤といえば、貼り薬や塗り薬も要注意です。
ウチの夫はバンテリンの軟膏で胃潰瘍になりましたし、私も腰痛で出してもらった「こっちの方が目立たないし効く」と言われた貼り薬を貼る度に胃がキリキリと痛みます。
経口に限らず経皮であっても合わない成分はとことんカラダの敵!になりますねぇ。

注文していたトウシューズがやっと手に入りました。
まとめて注文したので、当分リボンとゴム付けの作業に追われそうです



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フェイさんへ (acbe)
2008-10-06 14:53:49
さすが、フェイさん。
貴重な情報投稿、ありがとうございます。
バンテリンも要注意なんですね。
げっ!という感じです。
時々、塗りたくったりしていましたが、やめます。
あまり、胃が強い訳でもないので。

実は私、生理痛が尋常じゃなく、痛みとともに、めまいや吐き気、偏頭痛、肩こり、そして、ひどい血行不良のような症状が出るんです。
例えば、下半身があまりにもだるさが自分の下半身じゃないみたいな感じがしたり。
後、胸も、ちょっと触れただけでも痛かったり。
市販薬のEVEがよく効いてくれて、つらい2日間と、後は頓服で飲んだりしています。
でも、この期間は、病気の時とかわりません。。

今は、パキシル5mg(朝晩)と頓服でメイラックスを処方してもらっているのですが、残念ながら、生理痛にはあまり効かないようです。
他のお薬なんでしょうか。。

ブログにも書こうと思っているのですが、痛み止めを飲んで、湿布貼っていても、足の親指には効かないみたいなんです。
いやでも使うところだからでしょうか。。
あまりにも治らないので、ちょっと刹那的になって、もうじき踊れなくなるなら、最後にフリード履いてみようと、とうとう買ってしまいました。
ちょっと、脈絡、ヘンですね。(笑)

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