トゥシューズ・ブロック「セレナーデ」

グリシコのエリートといっしょに買って、ほとんど履いていなかったトゥシューズ・ブロックのセレナーデ（スクエアタイプ）を、昨日、久々に履いてみました。（ブロックはオーストラリアのメーカー。）
バレエの先生に
「プラットフォーム（つま先の立つ部分）がはっきりしていて安定感があるの。バレリーナよりも固いから、足の強くておなかが弱いacbeさんはブロックの方がいい気がする。」
（要するに安定感のあるトゥシューズで引き上げの練習をしなさい、ということです。。）
と勧められ、グリシコを履き始めるまでは、ブロックのソナタ［ボックス（足先を入れるところ）が全体的に広めのタイプ）を愛用していました。

先生は、初めてトゥシューズを履くという生徒さんには、価格が手頃で、わりと初心者にもあわせやすいんじゃないか、ということで、バレリーナかブロックのトゥシューズを勧めています。
ご自身もお稽古用にブロックを履かれています。
舞台ではフリードを愛用しているらしいのですが、大先生のお稽古は1回でトゥシューズがつぶれるそうで、高いフリードを普段から履いてたら「破産しちゃう」と言っていました。

私が、ちょっとしか履かずにお蔵入りさせていたブロックのセレナーデは、23.5cm相当のE幅（特に広いワイズ）。
普段の靴のサイズが23cmの私ですが、ひさびさの23.5cm相当のセレナーデがきつく感じました。
ボックスを踏んで柔らかくしてみたりしたのですが、やっぱりだめ。
バレエシューズも24cm相当になりましたし、やっぱり、ハンマートゥがトゥシューズで矯正されて伸びたんだ、と思いました。
この歳になって、足が成長するとは思えませんし。

ただ、24cm相当のトウシューズだと、靴全体も大きめになるせいか、私の足には大きくなってしまうようなのです。
じゃあ、ワイズ（幅）を細くすればいいか、というと、そういうものでもないみたいで、やっぱり広幅が合います。

トゥパッドが厚いのは苦手なので、しばし悩みましたが、23.5cm相当のサイズはNG、これからは24cm相当のトゥシューズにLeo'sの標準厚のピンク色のトゥパッドであわせることに決めました。
とりあえず、先生に「大きい」と言われた24cm相当のカペジオのグリッセは、これでちょうど良い感じになりました。
（これ以上厚手のトゥパッドは本当に床が感じなくなってだめなんです。）

カペジオに比べて固いブロック。
安定感があって、持ちがいい。それに、安い。。
でも、履いた感じは、カペジオの方がしなやかできれいに見える。
本番が1ヶ月後だというのに、悩ましいです。
本番の1週間前には通し稽古もあるので、悩んでいる場合でもないのですが。