薬局のおじさん、ありがとう。

昨日は、本校でお稽古。
アチチュードで痛めた腰椎も、カイロプラクティックの先生のおかげで、むしろ、調子がいいくらい。
「あ～、なんて、伸びやかに反れるの。」という感じでした。

が、お稽古の最後の呼吸を整えるポール・ド・ブラで、軽く後ろに反った時、
ぐきっ。
やってしまったのですよ。今度は、正真正銘のぎっくり腰。

ここにくるまでの1時間半で、さんざんMAX状態はあったというのに。。

とりあえず、必死に着替え、本校を後にしたのですが、大通りに出たところでギブアップ。
もう歩けない。
立っているのがつらい。。
でも、ここで座ったら、自力で立ち上がれないかも。。
青山のど真ん中で、ぎっくり腰で立ち往生です。

ふと、大通りに目をやると、けっこうタクシーが通り過ぎる。
家までタクシーで帰るしかないかな。。

と、思った時、道の反対側に薬局を発見したのです。
しかも、開いてる。
その薬局にたどりつくには、信号まで行って、また戻るといった感じで、コの字に歩かなければいけなかったのですが、最後の力を振り絞り、やっとの思いで薬局に。

「ぎっくり腰になってしまって、なんか、効くお薬ください。」
という私に、困惑気味の薬局のおじさん。
「市販の痛み止めじゃ、腰痛にはね。。」
「市販の筋弛緩剤なんて、ないですよね。」
「それは、処方箋がないと出せないんだよ。」
「このままだと、家にたどりつけないので、とりあえず、市販の痛み止めで一番強いやつください。」
という私に、
「じゃあ、ちょっと待ってて。」
と、奥の調剤室に。
「ほんとはだめなんだけどね。」
と前置きしつつ、処方箋で処方する「鎮痛・消炎剤」をくれました。
しかも、
「ここで飲んできなさい。」
とお水まで用意してくれました。
「これで、けっこうラクになると思うから、家に帰れるでしょう。」

薬局のおじさんの言う通り、だんだん、また歩けるようになり、無事、家にたどりつくことができました。

そのお薬ですが、効能・効果の一番はじめに書いてあるのが
「手術後及び外傷後の炎症及び腫脹の緩解」
2番目が
「変形性関節症、腰痛症、症候性神経痛、（他剤が無効な場合の）頭痛、分娩後疼痛」
これだけで、効きそうな気がしてしまいます。

カイロプラクティックでは、すぐに治ってしまったかのようになったりするのですが、その時点では、まだ関節が安定している訳ではなく、圧力がかかると、もとに戻りやすい状態だったりします。
何度となく、同じ失敗を繰り返していますが、学習能力がないというか。。
先生の腕が良すぎるんですね。
だって、ほんとに、なんでもなくなって、むしろ可動が良くなっていたりするんですもん。

薬局のおじさん、ほんとにほんとに、ありがとうございます。