大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

バレエ用語/さ行

2006-10-21 15:54:55 | バレエ用語
■シソンヌ
両足で踏み切って跳び、片足に下りるパのことです。





■シソンヌ・シュル・ラ・ポアント
シュル・ラ・ポアントは「ポアントで」という意味です。
クロワゼの5番ドゥミ・プリエから両足で踏み切って跳び、片足のポアントに立ちます。


■シソンヌ・アン・アラベスク・シュル・ラ・ポアント
クロワゼの5番ドゥミ・プリエから、両足で踏み切って跳び、ポワントのアラベスクになります。


■シソンヌ・エランセ・アン・アラベスク・シュル・ラ・ポアント
シュル・ラ・ポアントは「ポアントで」という意味です。
エランセは「突進する」という意味です。
クロワゼの5番ドゥミ・プリエから、両足で踏み切って、床すれすれに移動して跳び、片足のポアントに立ってアラベスクになります。




■シェネ
「鎖」という意味です。
片足から片足へ体重を移しながら、ポアントで各々の片足で半回転を続けることを言います。



■シャッセ
「追いかける」という意味です。
片足がもう一方の足を追いかけるパ(ステップ)です。

シャンク
トゥシューズ(ポアント)で使います。インソール(中敷)の下にある板状のもののことです。
柔らかいものから固いものまであります。
フルシャンクというと、かかとまで、シャンクがあることをさします。
3/4シャンクというのは、フルシャンクの3/4くらいの長さで、土踏まずまでを支えるようなシャンクのことを言います。

■シャンジュマン
「変更」という意味です。
右足前5番プリエからであれば、跳んで空中でつま先をのばした2番になり、左足前5番プリエに下ります。
跳ぶ度に、足が前後入れ替わります。



■シャンジュマン・ドゥ・ピエ
シャンジュマンは「変更」、ピエは「足」という意味です。
5番ポジションから両足で踏み切って跳び、両足で同時に床に下りるパのことです。

■シャンジュマン・シュル・レ・ポアント
ポアントで行うシャンジュマンの総称です。



■ジュテ
「投げる」という意味です。
片足で踏み切って跳び、片足に下りるパのことを言います。


■ジュテ・シュル・ラ・ポアント
シュル・ラ・ポアントは「ポアントで」という意味です。
ジュテ・ドゥシューの場合、右足後ろ5番からなら、右足を2番アン・レール(空中に)、または2番ポアント・タンジュ・ア・テール(2番の方向につま先だけ床についた状態)に滑り出させ、左足で踏み切って右足を5番前にひきつけて右足のポアントに立ち、左足は後ろのシュル・ル・ク・ド・ピエにします。
ジュテ・ドゥスーはこの逆です。
アン・ナバンは、前にピケしてポアントし、後の足を後ろのシュル・ル・ク・ド・ピエにするだけです。
アン・アリエールはこの逆です。


■ジュテ・パッセ・デリエール
片足を4番後ろアン・レール(空中に)に蹴り上げながら、踏み切って跳び、空中で両足が交差、先に蹴り上げた足でドゥミ・プリエに着地します。
パ・ドゥ・パピヨンとも言います。



■シュル・ル・ク・ド・ピエ
シュルは「上に」、クは「首」、ピエは「足」という意味です。
片足を軸足の足首に触れさせる状態を言います。
シュル・ル・ク・ド・ピエ・ドゥバンは、軸足の前に置いた状態で、足の裏でくるぶしを包むようにし、かかとは軸足の前面に密着させ、つま先はくるぶしのすぐ下の後ろにつく形になります。
シュル・ル・ク・ド・ピエ・デリエールは、足の親指側の脇が軸足の足首の後ろに接している状態になります。シュル・ル・ク・ド・ピエ・ドゥバンの形のまま、位置をずらす感じです。

■シュル・ル・ク・ド・ピエ・ドゥバン(前)
シュル・ル・ク・ド・ピエ・ドゥバンには、2つのポジションがあります。
つま先をつけるシュル・ル・ク・ド・ピエ(上)は、おもにフォンデュやデヴェロッペ、足裏でくるぶしを包むように巻き付けるシュル・ル・ク・ド・ピエ(下)は、おもにフラッペやプチバットマンのポジションです。
ただ、初心者の場合、バレエの先生にも寄りますが、あまり足首に巻き付けたシュル・ル・ク・ド・ピエでお稽古はしないようです。





■シュル・ル・ク・ド・ピエ・デリエール(後ろ)
シュル・ル・ク・ド・ピエ・デリエールのポジションは、1種類です。
足の内くるぶしをつけ、つま先は離してポワントします。
ただし、フォンデュの場合は、足の内くるぶしをつけるのではなく、つま先をつけてもいいそうです。




■スープルソー
「馬や羊の跳躍」の意味です。両足で踏み切って跳び、空中で両足を重ねるか、足の一部をふれあわせたポーズをとり、足を入れ替えず、両足で同時に下ります。



■スーシュー/シュ・スー
スーは「下に」、シューは「上に」という意味です。
5番プリエから、両足いっぺんに寄せて、ポワントまたはドゥミ・ポワントします。正面から見ると、つま先が重なって見えるようになります。



■スートゥニュ
「支える」という意味です。


■スートゥニュ・アン・トゥールナン
出した足が左足なら、左足を前に入れて、5番ポジションのクロワゼでルルベし、右手側に両足のままターンして、右足前の5番ポジションになります。


※ピケ・スートゥニュ・アン・トゥールナン
右足でピケする場合は、右足の前に左足を入れて左足前の5番ルルベになり、両足のまま後ろ足の方にターンして、右足前5番になります。グリッサード・アン・トゥールナンとも言います。



ソール
トゥシューズ(ポアント)、またはバレエシューズの底のことです。

■ソテ
「跳ぶ」という意味です。
跳ぶ意味を含まないパまたはポーズで、跳びながらそれを行う時にこの言葉といっしょに使います。

■ソテ・アン・ナラベスク
アン・ナラベスクは「アラベスクで」という意味です。
右足からなら、右足を一歩踏み出して踏み切って跳び、同時に左足をアラベスクにあげ、そのポーズを保って右足のドゥミ・プリエに下ります。

■ソ・ド・バスク
「バスク地方の跳躍」という意味です。
例えば、右足を4番前アン・レール(空中に)に上げながら、左足で踏み切って跳び、右足を保ったまま、体を左に半回転、さらに左に残りの半回転をして、左足をシュル・ル・ク・ド・ピエ、右足をドゥミ・プリエして下ります。




※画像は、あくまで一例のイメージサンプルです。
正しいやり方などは、バレエの先生に教わってください。

(おもな参考文献/新版バレエ用語辞典、新クララのバレエ・レッスン他)
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