大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

鍼で痛み抜き。

2008-05-09 12:58:21 | バレエ大人
バレエの先生が、通っている治療院を紹介してくれて、行ってきました。
ずっと、カイロプラクティック一本で体のメンテナンスをしてきましたが、連休に入る直前、痛めた足首の調子がなぜか悪いし、そこをかばって体のバランスを崩したのか、いくつか不調箇所が出てきました。
連休前だから空きはないだろうな、と思いつつも、すがるような思いでカイロプラクティックに電話したのですが、案の定、めいっぱいで、どうにもならないということでした。
担当してくれている院長先生が電話に出てくれて、連休中の対処を指示してくれたのですが、ずっと、落ち込んだり、いらいらしていました。

一番最初、カイロプラクティックで診てもらった時、
「今、お稽古すると、確実にアキレス腱にくるよ。」
と、先生に言われました。
で、お稽古はしませんでした。(ちょっとだけ、うそですが。)

で、怪我して約1ヶ月。
カイロプラクティックの先生の言う通り、アキレス腱にきました。
正確には、アキレス腱自体はなんともありません。
アキレス腱はかかとの骨「踵骨」にくっついていますが、そのくっついているあたりです。
日常生活は、ふつうに生活できます。
ただ、できないのが、バレエ。
ただでさえ、できていないのでお稽古したいところに、つま先がのばせない、ルルベができない、ポワントができない。
かかとを詰まらせるようなことがいっさいだめなんです。
しかも、耐えられる痛みじゃなくて、力を削がれるような痛み。

バレエの先生が紹介してくれた治療院は、内容によっては保険が効きます。
マッサージ、鍼灸、整体から選べるのですが、私は、先生と相談して治療メニューを決めました。
カイロプラクティックに通っていることもあるので、鍼で痛み抜きして(痛みを抜くというより麻痺させているんじゃないかと思いますが。)、痛みで体のバランスを崩さないようにして、今、痛みのせいで負担がかかってしまっているところをマッサージでほぐす、ということにしました。

鍼は、一度だけ経験があるのですが、その時は、効いてるのかよくわからず、疎遠になっていました。
が、今回のは、効きました。
痛む箇所に、鍼を刺すこと15秒くらい。
それで、すぐに抜いてしまうのですが、少しぼやんとした感覚のあと、痛みが消えます。
ルルベも大丈夫だし、こわくてできなかったはやい連続パッセもできました。
(バレエをやっていると、結局、なにかしら、やってみせることになります。)

この瞬間から、落ち込みもいらいらも消え、明るい明るい。
私が欲しかったのは、これだったんです。

その後、マッサージをしてもらったのですが、左右差がひどかったです。
右はうめきたくなるくらい痛いのに、左は平気でした。
(カイロプラクティックの先生に比べれば、かわいいものでしたが。)

治療院の先生に言われたことは、カイロプラクティックの先生に言われたことと、ほとんど同じでした。
ただ、例えば歩くだけでも、アキレス腱でかかとを引っ張り上げるので、動いている以上、負荷がかかるのは避けられないんだそうです。
だから、そのせいでしょう、と。
むしろ、軽度なのが逆に災いして、治るまで時間がかかりそうなことを言われました。
「なので、バレエは、もう少し、我慢して、様子を診させてください。」

バレエのお稽古ができないのは、同じでした。


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