バレエの身体の使い方。

いつも、ダンスマガジンの表紙で目の保養をさせていただいていますが、10月号はSHOKOさん。
やっぱりみとれてしまいました。なぜかSHOKOさんにはみとれてしまいます。
それはそうと、名倉加代子さんのインタビューが掲載されていて、なつかしい思いがしました。
かなり（？）若い頃、ちょうど、流行っていたんです。
姉の舞台を観に行った時、ちょうど名倉さんのダンススタジオも出ていて拝見しましたが、チョーシンプルなのに、かっこよかった！横一列に隙間がないくらいの間隔で並び、前に歩きながら、足を出したりしては、ぴっと止まる。意外に、こういうのが様になるまで大変だったりします。当時は遊び半分でジャニーズの歌手の振付を覚えて踊ったりしました。





今、ここに雑誌がないので、正確に書けませんが、名倉さんが
「バレエは上体の長方形をキープするけれど、私たちは腰から足をあげて踊る。」
というようなことを言っていました。

これ。すごくわかるんです。
「おシりから足のようにあげる！」
と、よくモダンの先生に言われました。
でも、バレエは、なんというか、足の付け根から足。ですよね。
書いてみると、至って当たり前のことですが。


先日のバレエのお稽古で、いくつか股関節を柔らかくするストレッチをやりました。
それは、アン・ドゥオール（ターン・アウト／外旋）に特化したものでなく、股関節まわりを柔らかくするようなものでした。
で、私。
とりあえず、楽勝なのです。
しまいには、逆5番の足をやってみせたら、バレエの先生がびっくり。
「ど、どーやったら、そんなこと、できるの。。」
まあ、こんなことできても、なんの役にも立ちませんが。

でも、外側も柔らかいと言えば、柔らかいようなのです。
例えば、足の裏をあわせたあぐら。
べちゃっとひざが床につきます。
そのまま、べちゃっと前屈もできます。
開脚で、べちゃっと前屈したまま、つま先も床につけたり、上に向けたりもできます。

が、立つと役に立たないのです。
このくらいのことができたら、足のポジションも、もっとちゃんとできてもよさそうなのに。。
バレエの先生曰く
「柔らかいせいで、筋肉が使えていないんだと思うよ。」

カイロプラクティックの先生は
「身体の使い方の問題。自分のやりやすいやり方でやるから、だめなの。だから、故障もしやすい。」



とりあえず、足の裏でしっかり床を踏みしめる。といやでも足の指も床をつかむ。
足の指は縮めなければ、床をつかむのに自然に曲がってもいい。
そうすると、下腹に力が入るのがわかるようになりました。
下腹が抜けなければ、腰が抜けない。
初級の初級というか、入門編のような話ですが。
これで、正しい立ち方につながっていきそうです。


捻挫クセかな、と思うような不調が出ていた右の足首は、どうやら大丈夫そうです。
左の足首は、疲れてくると不調になる。くらいまでにはなりました。
ただ、右足の親指は相変わらずです。
センターの5番グラン・プリエ。
降りた時点で親指の骨が落ちてしまい、痛くて、もうその時点で、あがれませんでした。