大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

骨盤の可動

2007-07-02 15:10:06 | バレエ大人
「前方の足の付け根のあたりが張ってて、なんか、足を可動させるのがしんどいんです。」という感じで、腰の具合があまりよくないことが先々週判明して、カイロプラクティックの先生としては「寝てて。」ほしいのに、バレエの発表会に向けて、自主練習も含めてお稽古量が増えるは、パフォーマンスをあげてほしいは、というのは「この状態ではきびしい」というようなことを言われました。

先生の言う通りなのに
「先生にそう言われると悲しい。」
と言った私。
先々週の最後の会話でした。
でも、先週。
先生は、このわがままな患者との最後の会話を覚えていて、解剖図を使いながら、腰椎の可動があがれば骨盤も可動する、というような説明をしてくれ、親指で徹底的に腰椎にアプローチしてくれました。

「いって~。。」
先生が、親指を握って、顔をゆがめました。
こんなに痛がっている先生を見るのは初めてなので、びっくりして
「すみません。先生。大丈夫ですか?」
と、思わず、謝ってしまいました。
「大丈夫。大丈夫。」
と言うわりには、痛そう。
指をおさえながら
「すごい固いね。。」(私の腰のこと)
と、本当に痛そうで、苦笑いしつつ、顔をしかめていました。

その後の診療は大丈夫だったのでしょうか。
先生に甘えて、わがままを言うのも、ほどほどにしなければ、と、反省しました。

と、反省したのもつかの間、昨日、家で振付を練習しながら
「どーして、こんなのも、ちゃんととまれないの!」
と、自分にいらついたりして、何度も練習してしまいました。
振付を覚えて、とりあえず、一通りついていけるようになったと思ったら、振付が私と相方には難しいから、と易しくなって、ほっとする反面、なにかモチベーションみたいなものが下がってしまいました。
気を取り直して、ひとつひとつの精度をあげることを目標にしてみたのですが、振付が難しい時の方が緊張感と集中力があったような気がします。
そこそこまともにやれても、課題を克服したみたいな達成感が全然なくて。。


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2 コメント

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素晴らしいドクター (テディ)
2007-07-02 18:46:07
木津先生、患者の気持ちを考えてくださる、本当に素晴らしいドクターですね。
そんなドクターに出会えて良かったですね。

話は変わって、私もバレエコンサートで踊る予定の振付が、先週、簡単な内容に変更になりました。
ちょっとへこみました。
やはり、モチベーション下がりましたよ。
難しくても、それを乗り越えてやり遂げが達成感が欲しいですよね。
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テディさんへ (acbe)
2007-07-03 15:31:41
木津先生は、ほんと、いいドクターだと思います。
治してくれなかったことはないし、踊ってきては、あっちが痛い、こっちが痛い、ということに、ずっとつきあってくれて。。
代価はお支払いしているのに、それ以上のことをしてもらっている気がしています。

この気持ちを共有してくれるテディさんがいてくれて、うれしいです。
いっそのこと、チャレンジして失敗するくらいの方が、潔い気持ちになれそうで。。

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