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法事

2024-02-15 18:34:22 | 家庭

 母の一周忌で茨城に帰った。2月19日が命日なのだが、まあ、大体その一週間前に行うという運びである。これで、ここ一週間で三回喪服を着ている、ということになる。2月3日には、お隣の奥さんがしばらく施設に入っていたのだが、亡くなったというお知らせがあり、火葬に伺った。同じ日、演劇関係でいろいろと世話になったり、面倒をかけられたりした宮川さんが亡くなったとの連絡が入り、6日に、これもまた火葬に伺った。
 そして10日である。普通のスーツを着る機会より喪服を着る機会の方が圧倒的に多くなってきている今日この頃である。
 午前11時頃からお寺でお経を上げてもらい、お墓に卒塔婆と線香を上げて、実家に戻る。近い親戚にはご案内しているので、お寺集合で十数人、その人数が実家にちょっと寄って、お茶飲んだりして少し話をして、参列のお礼の品とお弁当を渡し、お帰りいただくという流れ。
 これも親戚が結構近くに住んでいるからやれることでもあって、カミさんの実家のある仙台や盛岡では、こんな風に法事をやるのかはわからない。
 親戚とはいえ十数人が同時にやって来て、お茶飲んだりするってのは、なかなかに忙しいものである。お茶だけって訳には当然いかないので、お茶菓子も準備する。あちこち話もしなきゃいけない。下手すると10年以上会っていない、なんてことは普通で、そうなると「今何してんですか?」みたいな話から始まったりするのである。
 そこから思い出話になったりもして、それはそれで貴重な機会になるとも言える。まあ、こっちは500キロくらい離れている盛岡に住んでいて、そういうときにしか行かないから、気分的にはさほど頑張らなくてもいいのだが、それなりに気を遣い、それなりに疲れもする。めんどくさいものではあるが、これが全部無いものになる、ってものなんか寂しい気がする。
 面倒で、やらなきゃやらなくてもいいんだけど、そういうわけにもいかないから、とりあえずやることはやる、っていうものが、案外いろんなことにつながってるなと感じないわけでもないのである。
 と、なんだかいいような悪いような、必要なようなどうでもいいような書き方をして法事というタイトルを締めくくろう。



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