好きと×4言いなさい この場で!!

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~南相馬市から発信~

原発避難生活6日目

2011-03-22 22:53:30 | 東日本大地震
涙がとまらない
廊下で毛布かぶってる
自然と流れ出る
こんな生活がいつまで続くのか
最初はかじりついて見ていたニュースも昨日あたりからはたまにしか見ていない
避難所とはいえなんか毎日が早い
炊き出しの列、風呂の列、市街地への買い出し、犬散歩
廊下の突き当たりの端に寝ている自分は毛布被るとそこが唯一の空間だ
しばらく涙が止まらない

マスコミを見ていると保安院、東電は他人事のように話す
枝野は伝えようとしていると感じる
それだけが救い

昼間は東電副社長が県内避難所歩きをしていたようだ。
立地の町、県は交付金に目が眩んでこのずさんな企業に設置、管理させている。何度も改ざん、隠蔽を繰り返した東電を。
しかし南相馬市やいわき市、他周辺市町村は何の恩恵もない
特に福島県の海沿い北側は仙台市に少し依存している。
プルサーマルで得た金は60億らしい
多分赤字の空港補填に使われたのだと思われる。
ここ1年見ても浜通り地方が何か変わった点はない。
県知事が東電の社長の面会を拒絶したらしいがはたして60億に目が眩んだ県知事がこの大惨事の県民の代表たる資格があるのか
実は福島市内には農道空港という意味不明な空港もある。
こっそり最近できていた。
これの赤字も相当ではないだろうか?
そういう無駄を増やすことがさらなる原発増設を生み、海沿いを犠牲に県の中心部を支える。
海沿いは更に過疎化しさらなる依存を生む
くやしくてしかたない。

震災原発避難生活 5日目くらい

2011-03-22 00:00:56 | 東日本大地震
今日の午後、両親の友人が見舞いに来た。
差し入れを頂戴し、お袋が感極まり泣いた。
地震で家は傷んだが、津波はまのがれた。
しかし放射能により避難した。
そういった今の自分達は『帰れる』家がない。
お袋の姿に皆が涙し
東電に対する悔しさがこみあげてきた。
中学生の姪は学校に通えないでいる。
親は病の治療を中断している。
毎日赤十字の方々や医大の医師が来て下さっているが治療薬の目処が立たない。
熱や風邪をひく方々が増えひたいに冷えピタを貼る方をよく見る。

野菜、牛乳、水から放射能が検出された。
種じゃがいもを買い、暖かくなるのを待っていたのに
みかんまだ木についたままなのに
これから梅やいちじく、木苺、が実を付けるのに
フキが生え、ミョウガが生え、柏の葉で餅を包む
柿や柚子、みかん
土壌が汚染されてしまった。
南相馬市の水源はほぼ地下水であり飲用としてどうなのか
まだ我々は復興にすら着手できずにいる。

ただただ悔しい
人災なのだから

小学生低学年の遠足は原発センターだった
そこで安全だと刷り込まれる。
とんでもない洗脳教育である。
PTAから抗議モノだ。
わざわざ遠足積立の金でこんなとこ連れていきなんつーことしやがるかと。
そんな愚かな県だ。
県知事がこの避難所に来たニュースを見た。
正直誰かひっぱたいてくれないかと思った。
プルサーマルや東電の度重なる隠蔽により停止していた原発を再起動承認したのはこの知事だ。
この避難所の人員は大半犠牲者だ。
よくも来れたものだと。

自然災害なら諦める
しかし明らかに人災なのだ。
海沿いで津波を考慮していない。
予備保安部品や発電機が近場等に分散していない。
こんな危険なものなのにまるでリスク管理がなってない。
子供を洗脳してるうち自己暗示にでもかかったのか。
対応は後手後手。
国、県、自治体、東電
最悪だ