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~南相馬市から発信~

地震と原発で被災して

2011-03-17 22:17:24 | 東日本大地震
地震の後、原発による避難範囲拡大。ガソリンもあまりなく外にも出れず、犬の散歩をびくびくしながら行い、帰宅したら服を脱ぎ、うがい、手、顔を洗い、恐怖の日々を過ごしてましたが火発の爆発時に避難しろと広報車が来て避難しました。
犬2匹連れ
初日は隣の村へ
ガソリンがギリギリで様子を見るも水素爆発の様子を見てさらに隣町へ
犬が弱ってあまり水やエサを食べなくなっており、避難所も満員
道の駅で駐車場につくのがやっとの状態
幸いスーパーはやっていたものの売り尽くし状態で欲しいものは無く
犬用ジャーキーを買う程度。
先に避難所に行かせた姉が迎えに来て車を乗り捨て福島市に避難してきました。
被爆測定を受けることができ私、姉、父は衣服から軽い放射線反応が出ました。拭けば取れるとのことでしたが。
その晩の配給の暖かいおにぎりがすごく美味しく感じ、また有り難く感じられました。
翌日は名古屋、大阪からおにぎりが、そしてパンが
今日は焼きそば等を頂きボランティアの皆様に感謝です。
2400人ほど居るようですがこの大規模な避難所でとりあえず飢えることはなく生きてます。
ただ、廊下や体育館で寝てるので風邪をひく方々が増えてるようです。
灯油が無いため夜間はストーブが切られ暖房されません。
外は雪。
南相馬市の市長もマスコミで語りましたが何もかも不足している状態。また避難したくてもできない人も大勢います。
バスでもあれば
ガソリンがあれば
そういう方々はまだ大勢います。
地震と津波で生き延びていても放射能の危機にさらされてる方々はまだまだ居ます。
物流の回復を切に望みます。