あれだけ、東京オリパラの段ボールベッドに
本来、それが意味する事も知らずに
難癖つけてた人たちは
こう言う事実は、一切触れないのでしょうかねぇ。
「監獄より酷かったよ」デンマーク代表選手が明かした“隔離ホテルの衝撃”「メンタルをやられた」【北京五輪】
なかなか経験できない、過酷な日々だったようだ。
デンマーク全国紙『BT』が当事者の言葉とともに伝えたのは、北京五輪で稼働している“コロナホテル”の実態である。同紙は現地木曜日、隔離生活から解放されたばかりの男子アイスホッケーのデンマーク代表、ニック・オレセンを直撃取材。生々しい体験談を紹介した。
【関連画像】ヴァスネツォワが公開した、“コロナホテル”で実際に提供された食事写真はこちら!
デンマーク全国紙『BT』が当事者の言葉とともに伝えたのは、北京五輪で稼働している“コロナホテル”の実態である。同紙は現地木曜日、隔離生活から解放されたばかりの男子アイスホッケーのデンマーク代表、ニック・オレセンを直撃取材。生々しい体験談を紹介した。
【関連画像】ヴァスネツォワが公開した、“コロナホテル”で実際に提供された食事写真はこちら!
初めての五輪出場に意気揚々と北京入りした26歳を待っていたのは、コロナ陽性判定という試練だった。すぐさま大会組織委員会に空港から指定されたホテルへ行くよう命じられ、そのまま10日間の隔離期間に入った。
185センチの長身フォワードはこう回顧する。
「エントランスからエレベーターを降りるまでは豪華だったんだけど、部屋のドアを開けた瞬間、これはとんでもない場所に来たと感じたよ。信じられないくらい狭くて、一気に閉所恐怖症になりそうなほどだった。とにかく埃っぽくて、洗面台に髪の手がたくさん落ちてたり、トイレが途轍もなく汚かったり。ここに10日間もいるのかと思うと、絶望感しかなかった」
食事は一日3度あったが、きわめてお粗末なものだった。実際の画像を提供しながら「乾燥したチキンにソーセージらしきものとか、とても食べ物とは思えない代物だったよ。夕飯なんて7日連続で冷たいソースがかかったパスタでね。選択の余地なんてないから、可能なかぎり口にはしたけどさ」とうなだれた。
だが、「そんなことは慣れればどうってことないんだ」と続け、「一番キツかったのは孤独感。メンタルをやられた」と告白。「当然、いっさいの接触を禁じられているし、部屋のWi-Fiが使い物にならないから、家族はおろかチーム関係者とも連絡が取れない。同じく隔離されていたチームメイトの(マティアス・)アスペルアップと170回くらい部屋の電話で話したんじゃないかな」と明かした。
さらに「気づけば何時間も天井を眺めていたり、思い返せば笑ってしまうんだけど、ペットボトルとオレンジでボーリングもやったりしたな。始めて2分で飽きちゃうんだけどね」と苦笑交じりに話し、「とある選手は、のどが渇いて飲料水の追加を頼んだら10時間後に届いたって言っていた。デンマークの監獄より酷い、ホラーホテルだったよ」とも評したオレセン。10日後のPCR検査で陰性と診断され、金曜日からチーム練習に合流しているという。
ほかにも、ROC(ロシア・オリンピック委員会)のバイアスロン女子代表であるヴァレリヤ・ヴァスネツォワや、ドイツのノルディック複合男子代表のエリック・フレンツェルといったアスリートたちが、凄惨な隔離生活に不満を爆発させていた。結果的にコロナホテルの環境は改善されないまま、大会は後半戦に突入している。
構成●THE DIGEST編集部
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