「ジゼル」を見てきました。
この日のジゼルは上野水香さんです。
「ジゼル」は今や大好きな作品です。
上野さんもファンです。
もうとてもとても楽しみで、いそいそと見に行きました。
素晴らしかった・・・!
本当に素晴らしかったです。
まずは花占いをするところで
うるうる。
そして、王女からジゼルがネックレスをもらったあと
真実を知ってから、第一幕の終わりまで
もう涙なしには見られませんでした。
上野さんもそのほかの方も迫真の演技で
そして幸せな表情から愕然として悲しみ、苦しむ姿に
胸が締め付けられて
ぼとぼと、ぼとぼとと涙が落ちていました。
第二幕は幻想的です。
そして、相手を想う心が痛いほど伝わってきます。
結ばれない愛ばかりですが、
それでも相手を想い、自分が犠牲になっても
相手を守りたい
そんな美しい心が、
美しい踊りと美しい音楽によって表現されているのですよね。
見る舞台にはいつも魅了されてしまって、
ほとんどの作品を大好きになっていますけれども、
上野さんのファースト・ジゼル、
草刈民代さんのラスト・ジゼルを見る機会があったこともあり、
この作品はバレエでは最も大好きな作品ですけれども
ますます好きになりました。
素敵な舞台に巡り合えた幸せを、かみしめています。
写真はラ・バヤデールのもの。
んー、みたいなぁ。