さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

ある公爵夫人の生涯

2009-04-13 01:24:28 | 映画&ときどきドラマ

予告編を見てからずっと、
ぜひ劇場で観たいと思っていた映画。
Mさんと一緒に、公開初日に見ることができました!!!

なんといっても
キーラ・ナイトレイ。
彼女の美貌と演技にすっかり魅せられてしまいました。
さすがコスチューム劇が似合いますね。
気品もあるので、この役は本当にぴったりだと思います。

最初は愛らしい、無邪気な少女として登場します。
とはいえ、年上の公爵に嫁ぐ意思のある
しっかりしたお嬢さんなのですけれどね。

ところが、
出産前に別の女性が産んだ少女の養育をしなければならなかったり
なかなか男児が産めなかったり
しまいには、愛人と3人で食卓を囲まなければならなかったり
試練と苦悩の日々が始まります。

途中、マリーアントワネットばりの高さの頭で登場するのですが、
実際に親交もあったみたいですしね。
彼女、スマートで、
イギリスの社交界で人気があった女性なのですよね。
一見恵まれているように見える女性でも
悩み、苦しみがいっぱいでして・・・

クライマックスから最後の場面は圧巻です。
キーラはまだ若くて、ほっそりとした身体ですが、
年月を経て、
いろいろなことを悟り、
自ら選んだ道を歩くことを決めるまで、
そして決めた後には凄味がありました。


とても強い女性だと思います。
美しくて、家柄よく、頭もよく、行動力もある女性。
ちょっと早く生まれすぎたのですかね。
迷いながらも、自分で決断し、歩んでいく姿を
じっくり見てきた気がします。

公然の秘密を、知らないふりをして
優雅に笑みを浮かべながら過ごすっていうのも
残酷なことですよね。
家を捨てる、という選択がない時代ですものね・・・。

それにしても、恋人が後の首相ですか・・・
スケールの大きな女性だったのでしょうね。