さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

レ・ミゼラブル

2006-04-25 00:25:26 | 演劇&ミュージカル
初めてレ・ミゼラブルを見てきました。

まずはキャスト紹介。
ジャン・バルジャンは今井清隆さん、
ジャベールは今拓哉さん、
エポニーヌはANZAさん、
ファンテーヌはシルビア・グラブさん、
コゼットは河野由佳さん、
マリウスは泉見洋平さん、
テナルディエはコング桑田さん
テナルディエの妻は瀬戸内美八さん、
アンジョルラスは坂元健児さんでした。

よくよく考えてみたら、
『ああ無情』は読んだことがあるのですが、
『レ・ミゼラブル』がどういう話かは知りませんでした

見るのも聞くのも初めてですが、
まず音楽がいいなと思いました。

台詞は、話をよく知らないせいだとは思うのですが、
最初はよく聞き取れなかったのです。
音楽に圧倒されつつ、
”拍手が大きいけど、
 今日のキャストはどなたなのだろう、
 シルビア・グラブさんだけは見分け&聞き分けができるぞ。
 歌も迫力があるなあ。
 劇中に手拍子も入って、お客さんのノリもいい感じがするぞ。
 これがロングラン作品の威力かな”
と思っているうちに、前半が終わりました。

休憩中にチラシを見て、
本日の夜の公演(←私が見ている公演)が、千秋楽の一つ前の公演
ということを知りました

後半はますます盛り上がりを見せ、
大歓声の中、公演が終わりました。
テナルディエ夫妻の場面で、手拍子が始まるのですが、
よくよく見たら、指揮者の方が、合図してくださっているのですね!
会場全体が一体化していました

それから、
それぞれの方の最後の見せ場での拍手の大きさはすごかったです。
音楽が始まったので、ようやく拍手が鳴り止む
といったほど、大きく&長く続いていました

幕が下り、アンコールとなるのですが、
”日生劇場公演大成功 ご声援、ありがとうございました”
という看板が下りてきました。
大阪から始まり、名古屋、東京と舞台を移して行われた
”レ・ミゼラブル”の公演も、
明日で終了となるのですね!

一般的な(←変な表現ですが)アンコールの後、
泉見さんの司会により、
本日のキャストの方々がほぼ千秋楽を迎えたということで、
特別アンコールが始まりました。

コゼット役の河野さんが涙ながらに挨拶されるのを聞いて、
眼が熱くなります。
シルビア・グラブさんや瀬戸内さんの挨拶は
笑いを誘うものです。
今さんが挨拶の最後に
”美奈子さんが会場のどこかで見ていてくれているはず・・・”
という挨拶をされたときは、
なんとも言えない思いが込み上げてきました
最後は今井さんの挨拶で、
その後も、アンコールが続きました。
会場内が総立ちとなっているアンコールの場面を
私は初めて見ました。
何度も、何度もアンコールは続き、
最後に、今さんと今井さんが大きな投げキッスをしてくださって、
終わりになりました。

”レ・ミゼラブル”チームは
とてもいいチームのようですね。
チームワークの良さが、あちらこちらで感じられました。
本田美奈子さんがまた戻りたいと思われていて、
仲間も皆、美奈子さんの復帰を待っていて、
残念ながら、それは叶わなかったけれど、
それでも、今でも仲間なのだろうということを感じられた舞台でした。

本田美奈子さんのレ・ミゼラブルを見たいと思っていたので、
私のその希望も叶わなかったわけですが、
私も美奈子さんがこの舞台を見ていてくださるような感じがしました。
うまくかけませんが、
魂を浄化してもらったような舞台でした。