今回のシルクロードの添乗では、
南彊鉄道に乗りました。
ウルムチをお昼ごろ出発し、
私たちの目的地であるクチャ到着が早朝の3時ごろ、
約14時間の列車の旅でした。
私たちが利用したのは軟臥、日本式で言えば1等寝台車。
2段ベッドが2つの4名1室のコンパートメント。
予想していたよりかなりキレイ。
毛布や枕もあるし割と快適に過ごせます。
一番心配したトイレも、これまたまずまずキレイ。
中国のトイレは半端じゃなく汚いことが多いですからね~。
洗面台とトイレが別々だったことも○。
あっ、でもトイレにはトイレットペーパーはありません!、
それから、停車駅が近づくと外から鍵をかけられ
利用することができません。ご注意を!
天山山脈の裾野を走るこの列車、車窓からの雄大な景色も
なかなかのもの。
乗車してから夕食まで5時間ほどありましたが、
お客様皆様どなたもお休みにならず、外の景色に
見入っておられました。
ただ残念なことに窓ガラスが汚い。
折角の景色も砂で汚れた窓の色で半減です。
食堂車ももちろんあります。
でも味は・・・
これだったら、車内販売で売りに来るインスタントの
カップめんのほうがまだましかも。
お湯は列車の中で
服務員さんがポットを持ってきてくれます。
自分でお茶や紙コップを持参すれば
部屋でティータイムも楽しめますよ!
この日行程2日目。
初日は日本から飛行機を3本乗り継いで
ウルムチのホテルに入ったのが深夜の1時近く。
そしてこの乗車日の翌朝は早朝3時にクチャ到着。
こんな変則的な強行スケジュールはこの後も続きます。