

初夏の味覚に、「さくらんぼ」があります。日本のさくらんぼを代表するのが、高級ブランドとして知られている「佐藤錦(さとうにしき)」ではないでしょうか?
さくらんぼと言えば、山形が思い浮かびますが、我が家にも、佐藤錦を数年前から植えています。今年は5個なり、みんなでおいしく食べました。我が家産のさくらんぼも格別においしいです。
大正時代に山形県の佐藤栄助氏が開発したのが、その名の由来といわれています。佐藤錦のおひざもと、山形県は、さくらんぼの生産量全国トップで、さくらんぼが「県の木」に指定されているそうです。また、新しい品種として注目されている「夢あかり」という品種です。大きさは9~10gと、佐藤錦よりやや大きく、糖度が16~20度と甘く、酸味も適度にあり、おいしいと評判です。肉質が硬く、長期間樹上に結実していても、過熟になりにくく、貯蔵性に優れているのが特徴のようです。
氷温貯蔵で、お正月にさくらんぼが食べられるとか? 「鮮度が落ちやすく日持ちしないさくらんぼ」です。そんなイメージがふっしょくされそうです。
さくらんぼは、栄養面でもなかなか優秀なものです。主成分は糖質ですが、むくみ解消に効果のあるカリウム、貧血を改善する葉酸も含んでいます。さくらんぼに含まれる「ソルビトール」は、虫歯予防効果のある天然甘味料として知られていますが、おなかの調子を整え、便秘を和らげる作用もあるとされています。また、さくらんぼの種には、温度を保つ効果があり、ヨーロッパでは枕の材料として古くから親しまれているようです。「チェリーストーンピロー」と呼ばれ、今では、電子レンジで温めたり、冷蔵庫で冷やしたりして、手軽に使えるようになっているようです。さくらんぼの種入り枕を使うと、何だかおいしい夢を見られそうですね。
写真は、山形から届いたさくらんぼです。1パック500グラムです。
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