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わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

「わくわく」で行こう! 「わくわく」を感じる生き方。ちょっとした「わくわく」が人生を楽しくさせる。

夏の味覚☆岡山の白桃。

2008年07月25日 23時10分31秒 | 果物関連。
 
 昔は、我が家にも桃の木があって、夏場には桃を収穫して食べていましたが、今では桃の木はありません。 でも、大丈夫です。近所や知り合いの人が栽培しているので、毎年、新鮮な桃を食べる事ができます。(感謝)
 今年も、2軒の知り合いの家からおすそ分けしてもらった桃が10個。最初は桃を見ても子ども達は欲しがらなかったので、一人で食べちゃおうと思って、皮をむいて切り、器に入れて「さて、食べるかな。」と思っていると、横の方から「いい匂いやねー。一つちょうだい。」とか、「味見してあげるよ。」と言って子ども達が食べる。「この桃、おいしいよ!」、「もっと切ってよ。」なんて言い出す。もらって、24時間が経つ前に桃は全て胃袋の中に消えてしまった。桃は痛みが早いが、我が家は桃が傷むより先に食べてなくなってしまう。(桃が残るようだったアイスクリームを作ってみようと思っていたのに。)

 モモの歴史について
モモは、古くから日本に存在した木で、「古事記」や「日本書紀」にも登場します。「万葉集」にも、その花の美しさを愛でた歌があり、当時は果実としてよりも、花を観賞するものとして親しまれていたようです。日本で果実を採取するためのモモ栽培が盛んになったのは、江戸時代の終わりごろからだそう。ちなみに、17世紀前半には、岡山城主・池田光政公が、第3代将軍・徳川家光公から振る舞われたモモを食べ、それがあまりにおいしかったので、その種子を持ち帰って家臣に植えさせたという話も残っています。

 岡山のモモはなぜ白い?
岡山では、モモの表皮が白いのは当たり前のことのようですが、県外の人の中には、「白いモモは熟してないの!?」と言う人もいるそうです。岡山のモモが白いのは、「袋掛け栽培」という方法で育てられるからです。モモの実がまだ小さなときに、一つ一つ手作業で、丁寧に袋をかぶせていき、日光や風、虫などから実を守ります。こうすることで、透き通るように白い皮と、その下にとろけるような果肉を持ったおいしいモモが育つのだそうです。もともとは、ナシ栽培で病害虫予防のために用いられていた方法が、明治の始めごろからモモ栽培でも取り入れてられるようになったそうです。(一つひとつに袋掛けをすることは大変な作業です。そのお陰で、おいしい白桃ができるんですね!)

 だからおいしい☆岡山のモモ
岡山が日本一の白桃の産地となった理由の一つは、岡山の肥沃な土壌と気象条件にあるそうです。瀬戸内の温暖な気候に恵まれた岡山は、年間を通して雨の日が少ないので、糖度の高いモモを育てるのに最適なんだそうです。そしてもちろん、先人たちの努力も忘れてはいけません。「おいしい白桃を作りたい」「白桃を安定して収穫できるようにしたい」と、長年にわたって、多くの生産者や研究者が品種改良や栽培技術の向上に取り組んできた結果、数々の優れた品種が岡山の地で生まれたのです。

 次世代フルーツ「おかやま夢白桃」誕生! 
最近開発された新品種の中でも、特に注目されているのが「おかやま夢白桃」という白桃。これまでの白桃と比べて一回りほど大きく、果汁もいっぱい。また、甘みが強くて渋みがほとんどないという優良品種だそうです。栽培面積も年々拡大しており、次世代のホープとして生産者の皆さんからも大きな期待が寄せられているそうです。8月上旬ごろから出荷される予定です。

 白桃をおいしく味わおう! 
手間暇かけて大切に育てられた岡山の白桃。せっかくなら、一番おいしい方法で味わいたいものです。モモは、皮と果実の間が特においしいようです。だから、皮をむくときには、包丁を使わず、手で、スーッと引くようにむくといいです。
 また、冷やしすぎると甘さがぼやけてしまうので、冷蔵庫に入れるのは食べる2時間前にしましょう。(メロンなども同様です。)なお、岡山の主な産地では、糖度センサーによりモモの糖度を測定し、出荷されるモモの品質を管理していますので、おいしさはお墨付きですよ!ちなみに、見た目の美しさ、甘さとも特に優れたものには「ロイヤル」という等級が付けられているそうです。(私はまだ食べたことがありません。)地元で木で熟れた新鮮な桃が私にとってはロイヤルな桃だと思っています。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (さまく主)
2008-07-26 05:41:01
去年の7月30日、バンコクの伊勢丹デパートでの岡山県産フェアへ行きましたが、白桃大人気でしたよ。タイの人は果物、デザートに関しては甘い物好きですから。ちなみに、ピオーネは2房2700バーツ(×3.5で円換算=9450円、1房あたり4725円)でした。タイの富裕層が買っていっていましたよ。白桃の値段?忘れました。
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くだもの輸出 (わっくん)
2008-07-26 12:58:52
ざまく主さん
 へー!そうなんですか?
 タイの富裕層へ海外宅急便で遅れるようになればいいんですが、タイ語がわからないんで、宣伝もできない状態です。
 シンガポールなどでも桃は人気があるようです。機内乗務員が箱買いして持ち帰るのを見ることがあります。
 昨日、フジグランでピオーネや安芸クイーンの値段を見たら、1房が1000円近くしていました。その後、スーパーのハート(やまなか牧場、ハローズじゃありません。)に寄ったら、500円くらいでしたが、物は良くない状況。
 ざまく主さんとこのぶどうだったら、1房700円くらいですかね?
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