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絶滅危惧種

2012-09-18 | 日記・エッセイ・コラム

絶滅危惧種が増えました。


日本だけに限らずという話ですが、
どこか一つの世界が寡占になって
絶滅危惧種となっているというのは、
人間社会・制度・風土にも絶滅危惧種があるとが
容易に推測されます。


日本社会が絶滅危惧種となる人間を排除し、
トラバントのような製品ばかり生み出す事態になると
かなりのことです。


現実のことかもしれません。



トラバント

2012-09-18 | 社会・経済

中欧であるチェコやハンガリーでは
しばらく前のお話になりますが、
まだトラバントがある程度の数走っていました。


※なお、BMWやメルセデスベンツ・スズキ スイフト
 などは相当数走っています。


トラバントと聞いて若い方はピンとこないかもしれませんが、
ある程度の年齢以上の方であれば、
ベルリンの壁が倒れたときに
東ベルリンから続々とやってきた
あの乗用車だ、
とおわかりになると思います。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%88


中欧では、乗用車と言えばこの一車種だけだったので
皆トラバントに乗っていたのです。


さて、東側ではこのトラバント一車種となることにより、
旧態依然とした自動車産業となり、
玉手箱を開けたところ
すっかり時代遅れになっていました。


振り返って西側諸国。


数限りない自動車メーカがあり、
それは多くの競争があります。


制度が画一化された旧共産圏では、
製品も画一化されていました。


それ以上でもそれ以下でもありません。