中欧であるチェコやハンガリーでは
しばらく前のお話になりますが、
まだトラバントがある程度の数走っていました。
※なお、BMWやメルセデスベンツ・スズキ スイフト
などは相当数走っています。
トラバントと聞いて若い方はピンとこないかもしれませんが、
ある程度の年齢以上の方であれば、
ベルリンの壁が倒れたときに
東ベルリンから続々とやってきた
あの乗用車だ、
とおわかりになると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%88
中欧では、乗用車と言えばこの一車種だけだったので
皆トラバントに乗っていたのです。
さて、東側ではこのトラバント一車種となることにより、
旧態依然とした自動車産業となり、
玉手箱を開けたところ
すっかり時代遅れになっていました。
振り返って西側諸国。
数限りない自動車メーカがあり、
それは多くの競争があります。
制度が画一化された旧共産圏では、
製品も画一化されていました。
それ以上でもそれ以下でもありません。