goo blog サービス終了のお知らせ 

Real Reality in a Dream

「夢の中のリアルな現実」?? …その肌感を求めて彷徨う日々の記録

過去が新たな意味を取り戻すということ

2005-10-04 00:29:54 | think
例えば手紙を受け取ったりする。

彼女が(彼が)あなたのことを想いながら手紙を書いていたその時、あなたはそんなことを知る由もなく、仕事に明け暮れていたかも知れない。哀しい気持ちで、バーで飲んだくれていたかも知れない。あるいは、すっかり眠っていたかも知れない。

例えばプレゼントを受け取ったりする。

彼女が(彼が)あなたのことを想いながらプレゼントを選んでいたその時、あなたはそんなことを知る由もなく、誰かを怒鳴り散らしていたかも知れない。むなしさに耐えきれなくなって、ひとり泣いていたかもしれない。あるいは、ただただ、愛想を振りまいて笑っていたかも知れない。

でも、手紙を、プレゼントを、受け取った瞬間、無意味だったハズの過去が取り戻される。
灰色だと思っていた過去の時間が、一気に意味のあるものとして、あなたのところに舞い戻ってくる。

過去が新たな意味を、輝きを取り戻すということは、そういう時に起こるような気がしませんか???

これも、ある春の日

2005-09-10 20:29:18 | think
そういえば、オレは昔から本が書きたかったのよね。
そういう気持ちって実はいまだに微妙に残っていたりはするんだけど。
学生の頃論文書いてたのも、そういう「自分自身のためにとにかく書かなきゃ」的な気持ちに突き動かされていたというのもあって。
なにかわかんないんだけどとにかく自分の中にモヤモヤしたモノがあって、それをどうにかこうにかカタチにしたい、という気持ちで、ね。
そういう意味では一定の役割は既に果たしたといえるだろうし、「今の自分にはこれ以上書くべきコトがない、というか書けない」と思った、というのも大学を離れることにした理由の一つだったりはします。
ただ、もうそれから丸三年が経って、当然その間にはいろいろあって(君とのこともそうだけど)、また多少なりとも考えることもあって、またなんか書かなきゃいけないような気はしています、実は。
この手紙(?)みたいなのを書いてるのも、ちょっとはそういうところから来てるのかも。

まぁ、本当の本当に自分にとって「書かなきゃいけない」っていう衝動が大きくなってきたら、それはまたその時、どうするべきなのかを判断することになるんだろうね。
とりあえず今は、仕事かな…。仕事しながらでも時間を見つけてやれることもあるんだろうけどね。

とはいえ、自分が小説家になれるとは、もはやあまり思わないんだけどね。
何か書くとしても、基本的にそれは自分のためで、別に人に読んで貰いたいわけではないからね、たぶん。
まぁ基本的には目立ちたがり屋だから、本心はそうじゃないのかもしれないけど。


・・・こんな風に、この当時の僕も書いている。
そしてまた、いま、「その時」がやってきつつあるのかも知れない。

「リアル」と「現実」

2005-09-03 14:24:07 | think
ファンタかなんかのCMだったと思う。
曰く、「オレンジよりオレンジ味」。

本物の蜜柑、つまり、「現実の」蜜柑。
それよりも「リアルな」ファンタオレンジ。

・・・これがどういうことを意味しているのか、ちょっと足を止めて考えてみるのも悪くない。
「現実」は、ザラザラとしていて不純物がたくさん混ざっている。
そのなかから抽出されたある一点、それが、僕らに真に迫って衝撃を与える「リアル」だったりするという事実。

◎でも、ホントは僕たちはそんな「リアル」に逃げ込んではいけないのでは??

◎あるいは、音楽や芸術作品に接したときの「リアル」こそ、「現実」なんてものを楽々と飛び越えた「本当のリアル」なのでは???

そんなふたつの狭間で、行ったり来たりしながら思索は展開されていく。。。

夢の中のリアルな現実???

2005-09-03 14:03:20 | think
・・・僕の中で「リアルな」ものが、どんどんなくなっていくような気がする。
もちろん、「現実の」僕は、日々の仕事にまみれて、きっと、おそらく、生き生きと生きようとしてるし、たぶん、そう見えると思う。
だけど、「リアルな」肌触りは、年を追うごとに僕から離れていき、心の底から揺さぶられるあの<感じ>が、ますます遠のいていく。。。

原点回帰。
自分の頭と感覚を取り戻す旅を、もう一度、文章を書くことでやってみようと思う。学生の頃に書いていた文章を掘り起こし、引っ張り出してきたり、いま、感じていることを改めて徒然に綴ってみたりしながら。。。

・・・こうして、このページははじまる。