風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

水中からの復活劇?②

2006年09月22日 | 暮らし
携帯がまったく機能しなくなった翌日のこと。
仕事を終えて帰宅後、長女に話した。
「携帯落しちゃったよ。トイレの中にドボ~ンってさ」
「え?落しちゃったの?」
「そう。新しいのに買い替えないと駄目よね」
「auショップで修理に出すといいよ。画面は?データーは駄目かも知れないけど」
「最初は画面が出てたんだけど。ここんとこクルクル回らないから、次の画面がでないし…。
そのうち真っ白になっちゃって反応しなくなった」
「そうか。私も落したけど…。まず、携帯のショップに持っていったよ。
見てもらったら、データーは出せません、もう駄目ですねって言われちゃって…」
娘は修理するかどうするかって聞かれて、いったん家に持ち帰ったというのだ。

修理といっても本当に修理する訳ではなくて、取り替えるらしい。
データが残っているかどうかは、見てもらわないと分からないのだ。
「充電するといいって聞いたことがあったから、自分でやってみたらさ~」

そういえば、そんなことが…わたしの記憶回路が少しずつ動き出した。
「あったよね~」
「そうだよ。ヘアドライヤーで乾かしてから、充電したらなおったんだ。お母さんもやってみたら?」
「ええ?そうなの?じゃあ、やってみるね。水分は取ったから、充電しよう」

ほとんど諦めていたのだけれど…やることだけはやろうとさっそく充電することにした。

そして、明け方のことだった。
携帯の電源を入れてみた。
ついた!
画面がはっきりしてる。
クルクル回る!
娘の携帯に電話した。
通じる!
娘の電話からかけてもらう。
着信音が鳴る!
話も通じる!
データーの画面を出して、写真を見る。
見える!

生き返った!
トイレの水にどっぷり浸かった携帯だったが…。
復活!
奇跡の復活

私は心の中で、大いなる神に、ご先祖さまに感謝していた。
ほとんど駄目だと思っていただけに、こんな嬉しいことはない

NEVER GIVE UP

ベトナムからの留学生で娘の友達も、同じようにトイレに携帯を落とした。
彼女は、どうした訳か携帯をきれいに洗ってしまった。
そして、動かなくなり、壊してしまったという。
kururinさん、ともこさんもそうだと知り、ちょっとほっと(ゴメンネ)してうれしい気持ち(?)になった。
わたしだけじゃなかった、という安心感だろうか…。
トイレに携帯を落した経験のある人は結構いるようだ。
今回の復活劇で、動き出してくれた「私の携帯」に今まで以上の愛着を感じるようになった。

「それぞれの結果には、それぞれに原因がある」
その関係について再認識させられた。
当たり前のことなのだが、つい忘れてしまう。
良い結果を生むためには、それにつながる努力が必要。
逆に、悪い結果をつくらないためには、事前の防止などの対策が不可欠。
これはすべてに言えることだろう。

また、携帯を落した時の周りの反応もさまざまだった。
「また、やったの?」
「まったく、もう」
「3度目には気をつけないと」
「お気のどくに」
つい先日、電子辞書を落して壊したのだ。
そう言われてもてもしかたがないが、本人が一番痛感していること。
たたみかけられるように言われて、グサッ、グサッ…。
ほんとに、ドジな私…おバカな私。

「私もやったことある」のひと言が、私にとってどれだけ慰めになったことか…。
いろいろな感情が動き、あれこれ考えさせられた数日間だった。


携帯を水の中に落した時の対処法
①すぐに、水をふき取る。この時、バッテリーは抜いておいたほうがいいようです。
②ドライヤーで乾かす
③バッテリーを入れて、充電する。
※早ければ早いほどデーターを残せ、再起動の可能性も高くなる。
※修理という選択肢もある。メーカーにより差はあるが、購入するよりは安いと思う。問い合わせを!

水に落さないことが一番!
コメント (6)
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