春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『地中海の休日』MEDITERRAEAN HOLIDAY (1965 西ドイツ)

2019-08-25 17:22:08 | 日記
監督=ヘルマン・ライトナー
ルドルフ・ヌスグルーベ
音楽=リズ・オルトラーニ

ナレーション=バール・アイヴス

商船学校の練習生たちが、各地の観光めぐりをするという、シネラマ・ドキュメンタリー

このレコードはジャケット違いで、もう一つあります

これほど買ってきて騙されたと思ったレコードは、他にもありません
ジャケット違いならともかく、後で気づいたら、正真正銘ニセトラでした

まず、「太陽のスイム」をお聴きくだい
https://youtu.be/2uSA-sjUQHU
この演奏はリズ・オルトラーニ指揮ではなく、ニセトラの父の尾田悟さんとムービー・トーンズの演奏です
映画の中では、もっと重厚な曲を、奥さんだったカティナ・ラニエリが歌っていました
では、ホントラから何曲か



ずるいゾ!キングレコード!
ジャケット違いで中身の同じシングル盤出すなんて(笑)!

しかし、さすがは尾田さんだわ。「太陽のスイム」はまるで瓜二つに演奏している

恐れ入りやしたm(_ _)m

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4 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-08-26 00:21:58
確かによく似ていますね。聴き比べてみると曲の構成や長さが違っているのですが、これだったら気付かずじまいの人も多そうな気がします。「収録時間の関係で別バージョンを収めた」とか言われたらそのまま信じてしまいそうです。
「太陽のスイム」を選んだ理由は、最初「ボーカルや合唱入りだったらさすがに和風になってごまかしようがないから」だと思ったのですが、よく考えてみたら器楽のみの方が安上がりで済むからという可能性があります(笑)
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Unknown (こめへん)
2019-08-27 00:17:13
この水着女子のEPはちょいちょい店頭で見たことがありますが、(ちっこい字で書いてありますが)『地中海の休日』のジャケ違いとはとても思えませんね〜。私もぜったい騙されます。
「太陽のスイム」は確かに似てるw そしてポルナさんがおっしゃる通り、厚い編成が要りませんね。他の曲はよりリッチな響きで、カティナ・ラニエリの歌もいいですね。
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Unknown (862831)
2019-08-27 12:08:11
ボルナさま。恐らく「太陽のスイム」が演奏しやすかったのだと思います。ここには取り上げませんでしたが、「ベイルートにて」も同様だと思います。リズ・オルトラーニに限らずイタリアの作曲家は、オーケストラ演奏と、バンド演奏がお得意のようで。ジョヴァンニ・フスコなどは『砂上物語』などでいいスコアも書きますが、だいたいが「堕落』のようなバンド演奏型が殆んどですから。『赤い砂漠』などもいい曲なのですが、ロータとフスコは理解できないという人もいますから。なお、余談ですが『堕落』もニセトラ疑惑がありますね。やっぱりオルトラーニは『食人族』のようなスコアが好きですね。
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Unknown (862831)
2019-08-27 12:19:29
こめへんさま。これ程騙されたというレコードも、まず見かけないです。ジャケットにこだわる人には両方持って初めて充足感が得られるのでしょうが、私はジャケットにこだわらないので、損した気分です。ステレオかモノかは結構こだわりますが。しかし、ここまで似せた演奏は見事です。『さらばアフリカ』もニセトラっぽいのはあります。オーケストラ聴いたら、すぐにわかりますね。オルトラーニというと、「モア」のような曲を期待しますが、それを見事に裏切ってくれたのが、『世界女族物語』でした。あれ、今でこそCDになっていますが、レコードの頃はすごいプレミア付いてましたね。「モア」も多分疑似ステレオのような気がしますね。奥様だったカティナ・ラニエリは、オルトラーニにとって名パートナーでしたね。
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