春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

夢幻飛行ミッドナイトクルーズ/アンドレ・バウワー&ジェットストリームオーケストラ

2020-01-02 21:11:33 | 日記
FM東京開局15周年記念
ジェットストリーム放送5.000回記念


曲目/ドロン/美の瞬間/夢幻飛行/地中海の風/銀色の天使/レオノーラ/ストリート・ライフ/リトル・プリンス/ムーン・ビーム/フェアリー・テール

『アンドレ・バウワーとジェットストリームオーケストラ』
バンド・リーダーのアンドレ・バウワーは、このオリジナル・オーケストラを率いて日本に初登場のアーティストである。FM東京をキー・ステーションとして、民間FM放送11局にネットワークされている番組「ジェットストリーム」は、放送開始以来5000回のON AIRを達成。又、FM東京も1985年4月に放送15周年を迎えることから、イージーリスニング・プログラムとして初のオリジナル・オーケストラを組織することになった。オリジナル・オーケストラを率いて日本に初登場のリーダーはスイス人のアンドレ・バウワーである。
〈アンドレ・バウワー〉
1945年12月20日生まれ。チューリッヒのトーン・ハレ・オーケストラのソロクラリネット奏者の父より手ほどきを受けて、12才の時には、全クラリネット曲を意のままに演奏することが出来た。チューリッヒの音楽学校卒業後、チューリッヒのオペラ劇場、コーラスの副指揮、その後バーゼルオペラ劇場の演劇監督として活躍。現在、Theater an der Wien(テアター・アンデァ・ウィーン)の音楽監督としてミュージカル『キャッツ』を指揮、他にも幅広い作曲、編曲活動を行っている。その華麗かつ重厚なコンテンポラリー・サウンドは定評のあるところ
『ジェットストリーム』オープニング
「ミスター・ロンリー」フランク・プウルセル・グランド・オーケストラ

『ジェットストリーム』エンディング
「夢幻飛行」アンドレ・バウワー&ジェットストリーム・オーケストラ

『ジェットストリーム』城達也〈最終回〉


『愛の ファミリー』 /エド・ボーカス DEBOLT FAMILY (1973 アメリカ)

2020-01-01 06:33:09 | 日記
まずは、新年明けましておめでとうございます!
昨年生れたてこのブログ。今年も続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします
今年が皆様により良い年でありますように、心よりお祈り申し上げます

では、新年一発目のご紹介です

監督=ジョン・コーティ
音楽=エド・ボーガス

出演=デボルト・ファミリ
"あなたの心で見る映画"というキャッチ・フレーズで公開された、というキャッチフレーズで、この映画は公開されましたね



アメリカ・カリフォルニア州オークランドに住むデボルト家は世界でも例のない"特別な家族"です
19人の子どもたちのうち、13人は肌も髪も瞳の色もさまざまなように、出身地も違っています
韓国から、ベトナムからー

平凡な主婦のドロシーは5人の子どもたちと2人の養子を抱えたまま、夫アトウッド氏に先立たれましたが、子どもたちに対する愛の努力は続けられ、その後の1970年、現在のデボルト氏と再婚してからは、夫妻協力で一層強まりました
そして、"ミニ国連"と言われるほど、世界中の各国からつぎつぎと子どもたちが家族に迎えられ、総勢ただいま24人の、明るい大家族へ発展したのです
デボルト家は、いつも明るい笑顔に歓声があふれています
お金でもなく、同情でもない、愛情と理解と協力がデボルト家を世界一ユニークな"愛のファミリー"につくりあげているのです

親と子の、血のつながりをこえた結びつき、夫と妻のと協力、それにこたえる子ともたちの勇気が、見る人すべてに驚きと深い感動を与えずにはおきません

この映画は、この"愛のファミリー"デボルト家に深い感動を受けたジョン・コーティが、同家に
3年間カメラをすえて、子どもたちのいきいきした表情をつぶさにフイルムにとらえています

『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラの愛弟子で、74年度エミー賞を受賞、秀れた才能と業績で、現在最も注目才能と輝かしい業績で現在最も注目されている俊英です

音楽はエド・ボーカス
この人については、詳しいことがわかりませんが、ここではとても素朴な音楽を提供しています

SIDE-A
愛のファミリーのテーマ
ジャジメント・デイ
カレンのテーマ
SIDE-B
スウィーティッシュ・フォークソング
ヴァケーション
雪合戦
ホウル・ワールド・イン・ヒズ・ハンド

このサントラ盤は、シングル盤ではなくEP盤
何故か日本の東宝レコードよりリリース
日本語解説のみで、英語では書かれていない盤です
さて、YouTubeにありますかねえ


どうやら、セリフ中心の画像がみつかっただけですが、これもよろしいかなあと、たまには!

というわけで、あらためて今年もよろしくお願いいたします🎵


ベルナール・アルカディオ/レイト・イヴニング Bernard Arcadio "Late Evening"

2019-12-30 06:09:34 | 日記
ベルナール・アルカディオ/レイト・イヴニング

ベルナール・アルカディオは、元ポール・モーリア・グランド・オーケストラのピアニスト
1986年に、ファースト・アルバム『ブルー・ドルフィン』でデビュー
このアルバム・タイトルからおわかりと思うが、『ブルー・ドルフィン』は、スティーヴン・シュラックスの同曲をカバーした曲
ベルナール・アルカディオ風に、大幅なアレンジを施してある
『ブルー・ドルフィン』のカバーといえば、これまで私の知っている限りでは、ファーウスト・パペッティーのサックスによるものだが、こちらは比較的スティーヴン・シュラックスのヴァージョンに忠実であった

シンセサイザーを大幅に施してはあるが、ストリングスも濃厚で、リズム・セクションも小気味良い
そこにベルナール・アルカディオのピアノが入る、なかなか
私には好みの演奏を聴かせてくれる
全般的に暗さのない演奏である
しかし、この人のアルバムは、この二枚程度しかなく、他は『マンハッタン・ドリーム』という、オムニバス・アルバムに、他のクラウンのメルダック・レーベルのアーティスに比べて、申し訳程度に収録されているだけで、しかもこのオムニバス・アルバムは、ほとんどアコースティック・クラブの曲ばかりで、ベルナール・アルカディオの曲は、ポール・モーリア作曲の「夏服を着た女たち」と「ニューヨークへようこそ」「ニューヨークは闇につつまれて」の僅かに三曲のみで、他のアコースティック・クラブやニューヨーク・ストリング・クアルテットに比べて、曲数がとても少ない
何とも不遇な扱いである

この時期、ウィンダム・ヒルを初めとしたニューエイジ・ミュージックが台頭する中、新たなイージーリスニングのブームも現れた時期であった
未だに根強い人気を誇るアンドレ・ギャニオンが、やはりデビューを飾った(マイケル・ダグラス主演の『ランニング』の音楽を担当しているので、既に知ってる人は多かったが)
日本から倉本裕基や中村由利子といった、「ジェットストリーム」でお馴染みのピアニストが続々と出てきたのも、やはりこの年であった
海外では、イエスのキーボーディストでもあったが、その後のソロ活の方が目覚ましいリック・ウェイクマンも、ランドスケープ・レーベルからピアノ・ソロでニユーエイジに参加
ウィンダム・ヒルのほか、クリスチャン・レーベルのメドウラーク・レーベルなど、これまで聞いたことのないレーベルが誕生していた
また、再びペンギン・カフェ・オーケストラやスウィート・ピープルが再リリースされたり、この種の音楽が大好きな、私のような輩を大いに喜ばせてくれた

あまりにも多くのアーティストが台頭し過ぎたためか、ベルナール・アルカディオは、今一つ埋もれた存在となってしまった
現在、ベルナール・アルカディオ氏とは、Facebookで友達として繋がっているが、何故か現在の職業は「自営業」となっている
しかし、音楽家を辞めてしまったわけではないようで、私は胸を撫で下ろしている
YouTubeをまさぐったが、この人の曲は、極端に少ない
ひょっとしたら、ボルナさんが見つけて、再紹介していただけるかもしれないが、私はスマホでこのブログを続けているため、パソコンを持たない私は、なかなか限度があって、ジレンマを感じている

では、ベルナール・アルカディオの見つけた曲をご紹介します
「オーバージョイ」

「フォレスト」

「モーニング」

「波」ベルナール・アルカディオ&ヘクター・デザイアー

意外にありますね YouTubeはさすが

しかし、「オーバージョイ」のみスティービー・ワンダーの曲で、あとはかなりマイナーというか、ホント、ニッチな曲ばかりです
『ブルー・ドルフィン』をお聴かせしたかったが、ない!
代わりにファウスト・パペッティーのカバーで絞めましょう

と、思いましたが、ファウスト・パペッティーの『ブルー・ドルフィン』が見つからなく、こちらのジルなんとかとかいう
ヴァージョンがあったので、これを!


こんなのもありますね

ジョニー・デイズ・オーケストラ

この位ですな
ありがとうございました!

『アイガー氷壁、決死の救援』SEIN BESTER PREUND (1963 オーストリア)

2019-12-26 19:22:48 | 日記
監督=ルイス・トレンカー
音楽=ペーター・ザントローフ

出演=トニー・ザイラー、ディートマール・シェーンヘール、エルケ・レスラー・ヒルティー・フォン・アルメン、カルメラ・コーレン



オーストリア映画『アイガー氷壁、決死の救援』は、山岳映画の巨匠から広く戦前からその名を知られているルイス・トレンカー監督が、ロッククライミングのメッカとして、あまりにも有名なアイガーの氷壁を描いた作品である
この映画に使われたのは、「氷壁のヨーデル」と「愛する時と生きる時」の二曲
まずは、普通、黄色で知られるセブンシーズレコードが、このシングルでは、珍しい青色のレーベルとなっている
「氷壁のヨーデル」は、トリオ・シュミッツが歌うサントラ、副主題歌ともいえる「愛する時と生きる時」は、カルメラ・コーレンが歌っており、こちらはサントラではない

だから、ペーター・ザントローフのスコアは、残念ながら、ここでは聴けない

さて、この二曲だけど、YouTubeにあるかな?


jodel dixieland

time for living,time for loving

「愛する時と生きる時」は、ここでは、ジ・アソシエーションの歌と演奏を取り上げたけど、「氷壁のヨーデル」は、サントラ・ヴァージョンがあった
音質は断然、こちらのがいいけど

どちらも結構有名な曲ですなあ

『ある愛の詩』から「雪のたわむれ」SNOW FROLIC (FOR ME ALONE )

2019-12-22 17:27:57 | 日記
『ある愛の詩』LOVE STORY
監督=アーサー・ヒラー
音楽=フランシス・レイ
編曲・指揮=クリスチャン・ゴベール

出演=ライアン・オニール、アリー・マックグロウ

『ある愛の詩』については、今さら多くを語る必要はないだろう
こんなに有名で、しかもカバー盤も数多くリリースされている、超メジャー作品

ところが、こんなあまり知られていないレコードも発売されていた

それが上の写真の「雪のたわむれ」で、サントラ盤とかの表記はなく、サントラLPとは異なったバージョンが収録されている

レコードの解説には(作曲・指揮)フランシス・レイとは記述してあるが、実際には、フランシス・レイは作曲専門の音楽家で、編曲・指揮は主にクリスチャン・ゴベールをはじめ、他の編曲を多く手掛けている音楽家に、全面的に任せている

だから、このレコードも、正確にはクリスチャン・ゴベール編曲・指揮のオーケストラが演奏している

そして、スキャットはダニエル・リカーリ

具体的にどう違うか
ドラムスとブラスが新たなアレンジで加わり、厚みが出ている

実は『ある愛の詩』の完全盤が出たとき、はじめてCD収録が実現した

さて、YouTubeにあるかはわからないが、一度探してみましょう

こちらはノーマルなサントラ・バージョン

何故かモノラルですが、ありました

再録です

このようにダニエル・リカーリのスキャットを省いたようなものも

案外、いろいろあるものですなあ🎵