と言う記事が、相宮OM(JH0IXE)のサイトに上がっています(http://www.aimiya.com/ham/)。
私は、日本アマチュア無線連盟と言う団体は日本のアマチュア無線が存続するためには必要であると思っていますし(総務省はJARLをもはや相手にしていないと言う意見もありますが、個々のアマチュア無線家はもっと相手にされないと思います。役人は個人はほとんど相手にしません。)、自分が団体の一員である以上は、所属している団体に問題があれば改善するために努力するべきだと思っています。
#何よりも、JARLの現在の状況を生み出したのは、会員のJARLに対する無関心さから来ている事で、個々の会員にも責任がある事だと思っています。但し、私がJARLに正会員として入会出来たのは、外国人にコールサインが割り当てられるようになった時点からなので、それ以前からあった問題に関しては、自分には責任は無いと考えていますが。
また(これは信頼できる情報かどうかはわかりませんが)、JARLの九州地方本部のBBSに、JARLが総務省に対して要望した内容と言う物が上がっていまして(http://youkai.net/search/9shuu.html)、これに関しても触れられていますが、所謂「棚ぼた」で免許の範囲が広がるのが反対であれば、大昔に運転免許を取得した人が、ほとんど全ての免許を「棚ぼた」で取得できているのも非難しないと、鼎の軽重が問われるのではないかと思います(私の父は、オート3輪で広場を回っただけで取得した免許で、今や2輪の限定解除まで持っています(笑))。
#要するに、法律や資格の範囲は、時代によって変わって行くべきであると言う事です。
人それぞれ信じるところがあると思いますので、どちらが正しくてどちらが正しくないと言う問題ではないとは思いますが、私はあくまでもアマチュア無線の資格試験は、アマチュア無線を楽しむための「手段」であって「目的」ではないと考えていますので、各資格の操作範囲が拡大するのにも賛成ですし、電信の試験が廃止されるのにも賛成です。
#電信に関しては、試験を廃止したら廃れる物であれば、いずれにせよ滅びると思いますし、私は電信の魅力から考えて、そう簡単に廃れないと思っています。但し、ニッチな趣味にはなるでしょうが。