なんてことはない

つまらないことことですが

森友学園事件(推理小説です)

2017年03月26日 | 日記
少しは籠池氏の側からも両目で見ないといけなかったかと反省しています。
そこで、過日の籠池氏の発言を整理して推理してみます。
「神風が吹いた。」
「忖度した政治家はいない。」
しかし、「忖度してくれた政治家がいるのではないのか?」と籠池氏は思っている。

 まず、森友学園への国有地の売却は籠池氏の言う通り「神風」が吹かなければ起き得ないことは誰の目にも明らかなことです。籠池氏曰く「小説より奇なり」のことが起きたのは一体何故なのか?
この事件の発端と核心は、「国有地の売却」この一点に絞られるのではないでしょうか。
この神風は、総理官邸から出された1枚のFAXにその痕跡が残されていて、そして、これのみが籠池氏が示せた神風に繋がる唯一の物的証拠なのではありませんか?ここが第一のポイント

籠池氏は、誰かはっきりしないけれども大物政治家が忖度してくれた(と思い込んでいる)のに、その大物政治家が急に手の平を返した、梯子を外し、私だけを悪者にした。と強い憤りを露わにされました。ところが、そういう政治家を疑わせるものは憶測だけであり、政治家の名前を列挙したけれどもその痕跡や片鱗すらも何も出ていない。ここが第二のポイント

「政治家が忖度した」、というのは国有地であるが為に誰もが先入観を強く持ち過ぎて勘違してしまった可能性があるのではないのでしょうか?

政治家の一つの仕事は、陳情を忖度していただくことは当然なことですから、それでこれを忖度した政治家は誰なの?と。
しかし、こんな危ないことを政治家が自らの政治生命を掛けてまで忖度するものでなのでしょうか?この点に私は違和感と大きな疑問を感じるのです。安倍総理曰く「首相も議員も辞める!」ほどに危ないことなのですから。
しかし、ある日突然、確かに籠池氏に「神風が吹いた」のです。籠池氏の憶測ではなく「神風を吹かせた誰かがいた」そう考えるのは妥当でしょう。ここが第三のポイント

ただし、恐らくは、その者には全く「危ない」という認識が無かった、だからこそ為せる技だったのではないのでしょうか?ここが推理のポイント

浮かび上がる人物像の可能性としては・・その当時、官邸にいて、総理の全く知らないところ(つまり総理とは少し距離があるところ)で、あたかも安倍総理の忖度のある件であるかのように外部の人に思い込ませる、そういう振る舞いが出来る誰かがいた、その人は官邸内で総理または夫人の近くにいることが出来た人、そして、「こうした業務に長けているが為に危ないという認識が欠落してしまった人」、この事件の神風を吹かせた「誰か」はその人物である可能性が高い、という推理になるのでしょうか?籠池氏が、総理と総理夫人に矛先を向けているのは、恐らく神風は「官邸から吹いている」という心証が籠池氏には強くあるからなのでしょう。当然のこと、この誰かは籠池氏とは面識もある人、が濃厚でしょう。

まさか・・そんなことが勝手に出来てしまうなんて・・
あくまでこれは私の推理小説です。

いづれそう遠くない日に、公正な真相究明によって、籠池氏の無念と疑惑を向けられた政治家の疑いも晴れる日も来るのでしょうか。そしてその時「小説より奇なり」の真相に国民だけでなく、その真実にまさか!と官邸すらも驚愕するのでしょうか。

もしかすると、私達はこの事件の教訓から籠池氏に感謝しなければいけないのかも知れません。


あとがき
もしも、このようなことが、本当に現実に起きていたとするならばですが・・
議員立法の提出が不可欠です。それは初等教育でも学ぶ、国会だけが唯一、民意を反映できる立法府なのですから。

「総理官邸付きの役人は、その内閣の責任において、その全責任を内閣府が負うこと」これを定めること。

立法は成立以降にその効力が与えられるのは周知のことです。ですから、本件には当然適応されません。

しかし、籠池氏の「建物は国が有効に活用して欲しい」という訴えは、この損失の責任は国政にある、という訴えなのではないのでしょうか?


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