なんてことはない

つまらないことことですが

日本列島の地震の地図の見方のこと

2016年04月19日 | 日記
Hi-net高感度地震観測網(3D地震マップ)をwebで誰でも見ることが出来ます。

この3Dマップは太平洋側から見るのではなく、大陸側、つまり日本海側から見ると良く分かります。

太平洋を上にして、弓なりの日本列島の弧の真ん中の房総半島・東京湾を上にして水平にします。

右は九州、左は北海道になります。地球は球体ですから平面を補正して九州側を手前に少し傾け大きく見えるようにします。
すると神戸・新潟を結ぶラインはユーラシアと太平洋のプレートに対して正面からぶつかるラインになることが良く分かります。

太平洋プレートに押されたフィリピン海プレートが正面から九州にぶつかるのが、今回の熊本・大分の地震であることがこの3Dマップで分かると思います。

今回の地震も決して突然の出来事でないことが誰にでも良く分かると思います。


あとがき

「地震は来ない」と思われている場所で、こんなにも人には感じられえない地震が頻繁に起きていることに驚く。
高感度地震観測網の3D地図、これを見ればこの国に暮らすみんなの地震の防災意識を高めるはずだと思います。
地表表面から過去の地震の痕跡である活断層を見るよりも、高感度で捉えた3D地震マップ2010~2015年の直近5年間の、たった1枚の3D地図を見た方がよりはっきりと危険性が分かることでしょう。そして、備えなくてはならないことが誰にでも良く分かると思います。

画像は勝手に借用しました。公共性はあると思います。お許し下さい。








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