なんてことはない

つまらないことことですが

ヘリ空母のこと

2016年07月06日 | 日記
最初にお断りしますが、私は地震や火山の専門家ではなく素人です。

素人ながらに報道などで感じたことを書かせていただきます。

今回の熊本地震は今日までの地震から素人でも分かる「群発地震」です。群発地震で国内で有名なのは松代群発地震でしょうから、これに当てはめて考えてみます。

5年前の東日本でのM9巨大地震で阿蘇山のマグマ溜まりが押されて変形したということで、その変形したマグマがちょうど阿蘇山が構造線の太い断層線上にあるためにこの断層に沿って水噴火を起こした、ということではないのでしょうか?

そうだとすると、この熊本群発地震は直接的に阿蘇山の大噴火を引き起こすような前兆ではないと私も思います。


問題は、やはりマグマを直接的に供給することになるであろう南海トラフ巨大地震であることは誰もが知るところです。

南は九州の霧島火山帯、北は富士山にもマグマを供給することになるらしいので地震と津波をやり過ごしてもその後に起きるであろう火山噴火からも逃げなくてはなりません。

これももう誰にでも分かることですが、交通網は地盤の液状化や土砂崩れ、橋も崩落して陸路は使えないことでしょう。

唯一の可能性は海路で安全な地に逃げるしかないのでは?と思うのです。

東日本の時にはアメリカの艦船に大勢の人が助けてもらったと思いますが、もし仮にもトランプさんじゃ・・?

その為に人々を救助して移送する自国のヘリ空母が絶対に必要でしょう。

「出雲」級のヘリ空母が10隻あっても足りないでしょうけど、しかし、本気で備えを考えるなら出雲級を最低でも10隻は海上保安庁か海上自衛隊で保有しておくべきではないでしょうか?

右の人も左の人も、これは必要だと思いませんか?




あとがき
一隻1200億円らしいので新造に1兆2000億円、人員確保や港湾整備や維持費等でも初年度費用は5兆円ぐらいじゃないのでしょうか?
このお金は内需として回るお金でしょうし・・何よりも出雲が10隻あるときとない場合の人的損失モデルでどうなるか?
まず逃げること、それには逃げる具体的な手段が必要でしょう。これが防災計画の基本になるのでは?
ヘリで救助して船で逃げなきゃならないなら、ヘリ空母しかないだろうと私は防災の素人ですがそう思うのです。
この国は海に浮かぶ火山の島なのですから。


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