休日、久しぶりに電車に乗って遠出をした。この時期休みの日には山に登りたいのだが、最近の原油高へのささやかな抗議のため、車は自粛しているのだ。
大宮から春日部経由で東部日光まで快速に乗ると1時間半、料金は1160円と意外と近くて安い。着いたのは午前11時半少し前。陽射しが強かった。早速、その日の唯一の目的地日光植物園に向かう。
入園料330円を払い中に入ると、早速色づき始めたばかりのコアジサイが迎えてくれた。
4月や5月には来たことがあったが、6月は今回が初めてだった。標高600m近くのこの土地でも春の花は咲き終わり、夏の花はまだという端境期にあたる。それでも園内いたるところで見られたのは、ウワバミソウとヤワタソウ、ヤグルマソウだった。何れも白色の花で大きさはこの順で小中大といったところ。
派手な色合いの花も咲いて無いではない。
これはコウリンタンポポ。二年前北海道に行った時、道端に普通に群生していて初めてその名を知った。
管理棟の近くの小さな池にはコウホネが咲いていた。
傍にはクリンソウがたくさん咲いていて、ちょうど盛期を迎えていた。
初めて見ることが出来たクロバナロウゲ。湿原に生えるバラ科の多年草だ。
標高が低い所為だろうか、早くもニッコウキスゲの花を見ることが出来た。
ここではバイカイカリソウもまだ咲いている。初夏の兆しを示す花と春の名残の花とが混在しているのがおもしろい。イカリソウとキスゲという、春夏を代表する二つの名花を同時に見られる不思議がここにはある。
園内を奥に進んでいくと幾つかの木の花に会うことができた。
サンショウバラが一輪だけ咲き残っている。
高山に生える低木、アカモノ。
こちらはクロマメノキ。以前飯豊に登った時は、この実で果実酒を作ったことがあった。
珍しい白花のハンショウヅル。
ピンク色のウツギの花がきれいだった。名は無く、原産地中国と札には書いてある。
更に奥に進むと毀れかけた石塀がありそれを抜ける。隣接していた旧田母沢御用邸の名残だろうか。道の傍らにヒメシャガを見つけた。
シャガより一回り小ぶりで、色も繊細で美しい。
この辺りには大きな池があり、カキツバタの群生が見られた。
中には数株白花も見られるが、同じカキツバタなのだろうか。
これはアヤメ。名札にはナスノヒオウギアヤメとある。
水辺の黄色の花はセンダイハギだ。
薄暗い林野中では早くもマムシグサが緑色の実をつけていた。
<長くなったので明日へ>
大宮から春日部経由で東部日光まで快速に乗ると1時間半、料金は1160円と意外と近くて安い。着いたのは午前11時半少し前。陽射しが強かった。早速、その日の唯一の目的地日光植物園に向かう。
入園料330円を払い中に入ると、早速色づき始めたばかりのコアジサイが迎えてくれた。
4月や5月には来たことがあったが、6月は今回が初めてだった。標高600m近くのこの土地でも春の花は咲き終わり、夏の花はまだという端境期にあたる。それでも園内いたるところで見られたのは、ウワバミソウとヤワタソウ、ヤグルマソウだった。何れも白色の花で大きさはこの順で小中大といったところ。
派手な色合いの花も咲いて無いではない。
これはコウリンタンポポ。二年前北海道に行った時、道端に普通に群生していて初めてその名を知った。
管理棟の近くの小さな池にはコウホネが咲いていた。
傍にはクリンソウがたくさん咲いていて、ちょうど盛期を迎えていた。
初めて見ることが出来たクロバナロウゲ。湿原に生えるバラ科の多年草だ。
標高が低い所為だろうか、早くもニッコウキスゲの花を見ることが出来た。
ここではバイカイカリソウもまだ咲いている。初夏の兆しを示す花と春の名残の花とが混在しているのがおもしろい。イカリソウとキスゲという、春夏を代表する二つの名花を同時に見られる不思議がここにはある。
園内を奥に進んでいくと幾つかの木の花に会うことができた。
サンショウバラが一輪だけ咲き残っている。
高山に生える低木、アカモノ。
こちらはクロマメノキ。以前飯豊に登った時は、この実で果実酒を作ったことがあった。
珍しい白花のハンショウヅル。
ピンク色のウツギの花がきれいだった。名は無く、原産地中国と札には書いてある。
更に奥に進むと毀れかけた石塀がありそれを抜ける。隣接していた旧田母沢御用邸の名残だろうか。道の傍らにヒメシャガを見つけた。
シャガより一回り小ぶりで、色も繊細で美しい。
この辺りには大きな池があり、カキツバタの群生が見られた。
中には数株白花も見られるが、同じカキツバタなのだろうか。
これはアヤメ。名札にはナスノヒオウギアヤメとある。
水辺の黄色の花はセンダイハギだ。
薄暗い林野中では早くもマムシグサが緑色の実をつけていた。
<長くなったので明日へ>