野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

18キップの旅-鳴子温泉

2008-01-16 | 旅行
 18キップを利用して3泊(うち車中泊1日)4日の旅行に行ってきた。

 <行程のあらまし1日目>
23時16分ムーンライトえちごで池袋を出発、連休前夜とあって席は満席だった→4時51分定刻どおり新潟着→隣のホームの村上行きに乗る、4時55分発→ 村上6時過ぎ到着、強風のため列車遅れ始める。→8時50分余目に予定より1時間半遅れて着く→9時21分発の陸羽西線新庄行きに乗った。途中予定していた最上ライン下りは断念。30分遅れで10時半新庄着
 →10時58分発陸羽東線小牛田行きに乗って12時40分過ぎ、またも40分遅れで鳴子温泉に着く。→14時03分発の小牛田行き40分遅れに乗る。→15時40分過ぎ小牛田に着く。強風のため東北線は大混乱していてなかなか下りの一関行き来ず。一時間待ってやっと乗れた。→17時過ぎ新田に着いた。

 羽越線車中から


 未明、暗い雪景色が続く


 強風のためしばしば止まる。そして特急列車をやり過ごす。


 やっと余目駅に着いた。


 陸羽西線は最上川を遡るように進んでいく。


 山間に入り雪はますます深くなっていった。


 新庄駅構内。以前来た時も吹雪だった。



 新庄から陸羽西線に乗って鳴子温泉へ着いた。


 吹雪はやんで、時おり薄曇の向こうに青空が透けて見えるようになって来た。


十数年ぶりの鳴子温泉。駅舎にかかる木札は各温泉の効能を記したもの。その下には今温泉地の何処に行ってもある足湯が設けられていた。。


 2時間ほどあるので散策してから立ち寄り湯に入ることに決める。坂が多く、路面が凍っているので歩きづらい。








 休日なのだが人通りはそれほど多くない。


 高台にある温泉(ゆのかみ)神社にお参りした。


 雪をかぶった狛犬も寒そうだ。


 寂れているわけではないが、温泉地特有のけばけばしい看板が見られない。


 ここのこけしは首をひねると鳴子こけしの名の通り鳴った。


 実際使われたことがあったのだろうか。


 はじめに予定していた共同浴場の滝の湯(150円)は混んでいたのでやめにして、530円と少々高いが「早稲田桟敷の湯」にした。





 昭和23年に地熱開発のボーリングにやってきた早稲田の7人の大学生が掘り当てたもの。ここの湯の良いところは桟敷(時には催し物もあるようだ)で自由に休憩したり、飽きたら街をぶらついて再び湯に入ったりできることだ。今回は時間に余裕がないのが残念。泉質は含硫黄-ナトリウム-硫酸塩-塩化物泉とあった。肌に絡まるような入り心地が素晴らしかった。低張性弱アルカリ性高温泉ということで醒ます工夫はしていたが、それでも私には熱かった。ぬるい浴槽もあれば……。

 鳴子温泉から1時間、小牛田から乗り換えてワンマン電車で20分。ダイヤの遅れで伊豆沼の夕景を撮ることは出来なかった。

最新の画像もっと見る