感動をしつつこだわりつつテレビ番組２つ

その①
日曜の夜「ザ鉄腕DASH」２時間スペシャルのワンコ特集。
≪おりがみ、TOKIO好きなんです。特に一家に１人まめで器用な山口君がいたらいいなァ≫
TOKIOのメンバーがダメ犬や肥満犬を鍛えるというような企画でしたが・・そもそも飼主がイカン！飼主が！と怒りつつ笑いつつバラエティを楽しむおりがみ。

で、ダメ犬再生とは別に、アメリカのワンコ事情を山口君が紹介するコーナーもありまして・・

こういうのは・・・・涙腺が・・ウルウルしながら観ました。

生まれつき二本の前足にハンディのあるワンコ＝フェイスちゃん。
ワンコにとって足がない＝歩けない事は命に関わると思うのですが、フェイスちゃんはなんと後ろ足としっぽでバランスをとり歩けるばかりか、セラピー犬としてお仕事をしてるそうです。

病院や施設に行って、闘病中の患者さんや子どもたちのベッドを周り
後ろ足であるいて近づき
そっと頭を差し出す。

固い表情だった人間が
フェイスちゃんの頭に触れ
表情がほぐれる。

フェイスちゃん～（⊃Д｀）゜。・゜

ふと
気がつく
フェイスちゃんが励ます人の中には「傷病兵」も居るのです。



それって・・・・


戦い傷付いた人を癒すのは大事なことだけど・・もしや・・
癒された兵士は再び戦場へとおもむくのでしょうか？？？？

なんか、それ・・悲しいぞーーーーーーーーーーーーーーーー！


フェイスって・・「face＝顔」じゃなくて「faith＝信念」ちゅー意味だそうです。







その②
昨日月曜日NHK特集「ウェイクアップコール」

ヒューストンの基地から宇宙のスペースシャトル：国際宇宙ステーションの乗員へ向けて目覚めの曲が流れ、宇宙飛行士は１日のミッションをはじめる。

飛行士の家族が宙の愛する人へ贈る曲だったり
飛行士自身がリクエストする曲などが流れる

２００１年に流れた曲が「２００１年宇宙の旅」のテーマだったり
「スターウォーズ」のテーマにのってステーション建設が進んだり
今までに流された曲は１０００曲を超えるという。

宇宙空間の制約の多い中で
飛行士の心が
その曲で癒され
家族を思い
地球を思い
命かけて成し遂げる仕事への励ましとなってるのだろう・・。

９・１１のテロの様子を
それに対する報復の戦争を
宇宙から見つめる事になってしまった飛行士は
「地上に平和を」をリクエストしたという。

ディスカバリーの墜落事故でなくなったイスラエル人初の宇宙飛行士は
中東戦争時の英雄でもあったが、ミッションが進む中で
「自分に変化があった」と（日記：地上に散乱した遺品から回収再現された）述べる。
地球に帰還する前彼がリクエストしたのは「イマジン」

イスラエルの首相へ宇宙からの交信で、彼は「宇宙から見た地球」を語ります。


「戦争なんかやってるバヤイじゃないっすよ～」と、遠まわしですが訴えていました・・・。


飛行機にのって空から富士山とか見たときに
「ああ、人間て小さいなぁ」って思ったりします。

宇宙空間から地球を見たら、まばゆさや大きさやあれやこれやで
確かに人生観変わりそうな予感がします。（多分生きてその日は迎えられませんが・・）


日本人宇宙飛行士の野口さんは
地上から日本人学校のこどもたちが合唱する「さんぽ」を贈られ
自身は「世界に一つだけの花」をリクエストされてました。

よくぞえらんだ。

宇宙にこの二曲が響き渡ったと思うと・・ウレシイナァ。
「ねぇねぇ、良い曲あるでしょ？日本にはこういう歌があるんだよ」と自慢したくなるのは、おりがみだけではないと思います。





その一方で

テロの煙をシャトルから見られるということは
宇宙空間から地上に向けて容易に「攻撃」を加えられるということでもあるのだわ。
「ガンダム」のコロニー落としは実用化できる？？？？と暗澹たる気持ちも味わいました。

地球上には線はひかれていませんが・・

人の心にはどういうわけか線を引いたり垣根を作るこまったくせがあるのだなぁ・・と。
雪も止んだ夜空を見上げてみるのでありました。