久しぶりにヴィオロンに行ってみた、開店の12時を少し過ぎたころに到着、阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分くらいのところ
店内に入ると先客が3、4名、全員男性のシニア世代だ、この日は正面のスピーカーに向かって右側の4人掛けの席に座る、ホッとコーヒー500円を注文、すぐ横の壁には「お静かにお願いします」の注意書きが貼ってある、名曲喫茶のマナーでしょう
この喫茶店はウィキによれば1979年創業、店内はウィーン楽友協会を参考にしており、25分の1サイズで再現されているという
音楽がより広く店内に響き渡るように、シューボックス型コンサートホールのような高低差のある2段作りとなっている、具体的には中央の席を一段下げており、さらにスピーカーをオペラハウスのオーケストラピットのように更に一段低い場所に設置している、また、床に空洞を作ることで店全体が鳴り響くようにしているという凝りよう、創業者の寺元健治氏のクラシック音楽にかける想いがすごい
中野にあった名曲喫茶クラシックは寺元氏に大きな影響を与えた、店主の美作七朗と親交を深め影響を受けた、美作氏は画家でもあったため氏の絵がこのヴィオロンの店内に飾ってある
この店は夜はライブ・タイムになり毎日のように演奏会が開催されている、まだ一回も参加していないが、しっかりと固定客を掴んでいるのでしょう、そうでなければ駅近とはいえ住宅街の中にひっそりとあるこの店が継続していけないでしょう、私の入店後も何名か来店していた
この日は1時間40分くらい滞在した、長居しても居ずらい雰囲気は全くない、椅子の座り心地もよい、滞在中にかかっていた曲は
シューベルト、交響曲8番
ハイドン、交響曲104番
モーツアルト、アイネクライネナハトムジーク
ほか
くつろげました、また来ます
名曲には縁がないのですが
最近、モークというミニシアターがあるのを知って映画をみていますし、そこが気に入ったのでこれからも行くつもりです
アーケードには八百屋さんもある庶民的な街ですね
>阿佐ヶ谷... への返信
阿佐ヶ谷をはじめ中央線沿線の駅前には昔ながらの商店街が残っていて素晴らしいですね、将来運転免許を返上したら引っ越してみたいと思っています