ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

日本橋高島屋アルポルト・カフェでランチ

2024年07月22日 | グルメ

日本橋に映画を観に行ったとき、映画の前に高島屋でランチをとった、今回は高島屋本館地下のアルポルト・カフェに行ってみた。

11時から開店なので、ちょうどその時間に行ってみると、ウェイティングの行列はなし、すぐに入れた。人気シェフなので行列ができていたら8階の特別食堂の野田岩にでも行こうかと考えていたが杞憂に終わった。

このレストランは、東京西麻布「アルポルト」オーナーシェフであり、イタリア料理界の重鎮、片岡護シェフが経営するレストラン、2002年開店のようだ、西麻布の方は高いかもしれないが、高島屋の方はリーズナブルな価格設定だ。片岡シェフはメディアにもよく取り上げられている人なので名前は知っていたが、片岡シェフのレストランに行くのは初めてだ。

店のwebページによれば、片岡シェフは、少食な日本人向けに開発した「懐石風イタリアンコース」のコ ンセプトが多くのお客様に支持され、TV番組や著書も多く、本場イタリア料理を日本に広めた 立役者の一人として有名、とある。

店内は64席あるようで結構広く感じた、中ほどの場所の二人掛けのテーブル席に案内されて座る。メニューを見て、ランチコースもあったが後に映画が控えているので、今月のパスタ「緑黄色野菜たっぷりの菜園風ソースパスタセット(パンとサラダ付き)」2,090円を注文した、最近行った池袋西武の落合務シェフのイタリアン・レストランで食べたペペロンチーノと比べてみようと思ってペペロンチーノを探したら、ここではなかったのが残念だ。

私が入店した後も若干のお客さんが来店したが座席に余裕があるため店内は静かで、クラシック音楽が流れていた。

料理が出てきてさっそくいただいてみると、パスタは細麺、ソースはトマトソース、確かに細かく刻んだ野菜が入っていた、また、パスタの上には粉チーズがかかっていた。パンも野菜サラダもおいしく、じっくり味わって頂きました。

おいしかった、ご馳走様でした。なお、30分ちょっと滞在したが、店は満席ではなく、店を出るときにも外に行列はできてなかった。

 

 


浦和「山崎屋」で鰻重を食べる

2024年07月17日 | グルメ

浦和の映画館に午後からの映画を観に行ったとき、映画の前に食事をしようと思って、せっかくなら鰻で有名なところなので、鰻重を食べたくなり、「山崎屋」を選んで行ってみた。

浦和は江戸時代から周辺に沼地が多く、川魚が生息し、宿場町の浦和宿では中山道を通る人たちに鰻の蒲焼を提供していたという。その名残で今でも浦和には鰻屋が多い、その中で江戸時代から続いているのが山崎屋であるというので、そこに行かねばと思った。山崎屋では昭和天皇や今の天皇陛下も鰻を召し上がったことがあるなど、浦和の鰻を象徴する名店とのこと。

事前に調べてみると駅から歩いて5分位のところ、開店は11時半から、ちょうどその時間に行ってみた。雨の日だったこともあるのか、すぐに中に入れた。1階は駐車場で、店は2階にあり、店内に入ると靴を抜いて靴箱に入れると、左側に広い座敷がありテーブルが何席もある、その中の二人掛けのテーブルに案内される、掘りごたつ式で、座るのが楽なのがいい。先客が既に3組くらいはいたが、広いので空いている席の方が多かった。

注文は上鰻重4,200円を選んだ、鰻の量が200g相当、肝吸いとお新香付き。部屋は外光を多く取り入れており明るくてよい雰囲気、ほかの客もどんどん入ってきたが、お金に余裕がありそうなご婦人方が多かった。

注文してからちょうど10分経って鰻重が運ばれてきた。このお重の蓋を取る瞬間が何とも言えずに興奮する、ほぼお重いっぱいにおかれた蒲焼のおいしそうなこと、山椒をかけて、先ずは肝吸いをすすり、さてと、鰻をほお張る瞬間、幸せな気持ちになる。

若い時からゆっくり味わって食べることができないせっかちな性格、一気に食べてしまう早食いの癖は治らないが、まあいいか。蒲焼は関東風の焼きと蒸しの両方で調理したもので、やわらかくておいしい。肝吸いもお新香もおいしかった。

さて、蒲焼の調理の仕方であるが、ある鰻屋さんのwebの説明を読むと、次の工程を経るという

①活漫を割く
②串刺しにする
③焼く(白焼き)
④蒸す
⑤タレをつけて再び焼く
⑥お重に盛り付ける

これを注文を受けて①からやると1時間以上かかるというので、ほとんどの店では営業上の理由から、③又は④まで事前に仕込んでおいて、注文が入ってから残りの工程をやるという。④の蒸しもやり方によるが結構時間がかかる場合があるとのこと。

今日の山崎屋は注文後、10分で出てきたということは、おそらく④まで仕込んでおいたのだろうと想像した。①から④は多分当日朝に仕込みをするのだろうから、注文を受けて①から調理しないと本物ではない、ということはないだろう。

注文を受けて①からやっている店も若干ではあるが残っているかもしれない、行ったことはないが、南千住の尾花などは注文してからかなり待たないと出てこないとネットで読んだ記憶があるからそうかもしれない、出てくるまでは酒とつまみで時間をつぶしてくれということでしょうし、鰻重の値段も高くしないと採算は取れないでしょう、それが好きな人はそこに行けばよいと思う。

会社の昼の接待で、注文を受けてから①より調理をする店に、予め到着時間を知らせておき、その時間に合わせて鰻重を出してくれるように頼むということもやったが、ずうずうしいような気もする

おいしかった、ただ、私は蒲焼がもうちょっと熱くて、少し息をフーフーかけながら食べるくらいの方が好きだが、これは好みの問題でしょう。

ご馳走様でした


麻布台ヒルズ「パーラー矢澤」でランチ

2024年07月14日 | グルメ

麻布台ヒルズを見物に行ったとき、ランチで「パーラー矢澤」に入ってみた。ここは、黒毛和牛を用いたハンバーグ、ステーキが人気で行列の絶えない五反田「ミート矢澤」の系列店。店を運営するのは黒毛和牛卸「ヤザワミート」

ヤザワミートは黒毛和牛の仕入れ、卸し、小売り、黒毛和牛を使った飲食店の経営をしている、「焼肉ジャンボ白金」、「とんかつ あげ福」などの人気店もこの会社の経営のようだ。ここパーラー矢澤はそのヤザワミートの一番新しい店。精肉店、総菜屋に併設してイートインがあるという感じ。イートインは、カウンター席中心だが、ビル内の通路沿いにテーブル席がいくつかあり、まだ空いていたので、そちらのテーブル席に案内された。

五反田のミート矢澤はずいぶん前だが、一度訪問したことがある。結構行列が並んでおり、入るのに時間がかかった記憶がある。そして、東京駅の大丸のデパ地下にも出店しており、そこではハンバーグ弁当などが買えるので、一度買って帰ったことがある。

さて、今日は席に腰掛け、メニューを見ると3種類だったと思うがランチプランがあり、値段はどれも2、3千円。店の案内には、ハンバーグ、ソーセージ、エビフライののった「大人のお子様ランチ」などを提供とあるので、その大人のお子様ランチ「パーラー矢澤プレート」2,500円を注文した。

その後もイートインには来客があり、帰るときには行列ができていたので、11時の開店直後に入って正解だった、そして帰りがけに他の人が食べているものを見ると、みんな私と同じランチプレートを食べていた。やはり若い女性客が多いか。

食べてみると、やはり、ハンバーグが一番おいしかった、さすがの味だと思った。ハンバーグランチでもいいと思ったし、ステーキランチもきっとおいしいでしょう。

値段は安くなかったが、場所柄、仕方がないでしょう。ご馳走様でした。


池袋西武「ikebukuro LA BETTOLA da Ochiai」でランチ

2024年07月08日 | グルメ

用事があって東京に出かけた際、池袋でランチを食べることにした。いつもは東武のレストラン街に行くことが多いのだが、この日は、本格イタリアンで有名な池袋西武8階に出店している「イケブクロ  ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」に行ってみた、初訪問。

これは、先日、テレビでシェフの落合務氏が出演している番組を見る機会があり、その人柄に惹かれて一度行ってみようと思っていたからだ。そのテレビ番組では、落合氏がどのように修行してきたのかを紹介し、更に、3年前に悪性リンパ腫ステージⅣと診断され、療養生活の中で料理人として新境地が開けたという話を紹介していた。

いくつかその内容を紹介すると、

  • 若い時イタリアに料理の修行に行き、日本に戻り、イタリアで学んだのと同じ味のイタリアンを出したら、全然客が入らなくて苦しんだ
  • そのうち、日本在住のイタリア人が客として来てくれるようになり繁盛しだした
  • 悪性リンパ腫になって、今までは野菜をほとんど食べなかったが食べるようにした、いままでは家庭で料理することは全くなかったが、料理するようになった
  • 家庭料理はレストランとは違い、レシピ通りにきっちり作る必要はない、不足する材料や調味料などがあれば、あるもので工夫するのが家庭料理だ

落合氏のいいところは、非常に明るい、人懐っこい性格であるところだ、テレビを見ていて親しみが湧くような人と感じた。悪性リンパ腫になった時も深刻にならずにいられるところがすごい。

そこでぜひ一度落合氏のレストランに行って氏の本格イタリアンを食べてみたくなった、多分高い値段の店だろうなと思って調べてみると、池袋西武にも店がある、そして値段も普通だ、先週も一度、開店直後の11時20分くらいに行ったら満席と出ていたので、あきらめて別の店にし、今週、また行く機会があったので今度は11時50分くらいに行ったら、やはり満席で、5人くらい待っていたので、仕方なく椅子に座って待つことにした。

10分ちょっと待って入店できた。4人掛けのテーブルに案内されると、テーブルにはランチメニューが置いてあり、2,200円くらいの前菜+パスタのコースと、3,500円くらいの前菜+パスタ+メインのコースがあった。私はそんなに食べないので前菜+パスタのコースを選び、ドリンクサービスで220円のジンジャエールを注文した。

前菜もパスタも何種類から選ぶ方式で、前菜盛り合わせと、海老とルーコラ、白ごま入り アーリオオーリオスパゲティをたのんだ。アーリオオーリオとはペペロンチーノのことで、オリーブオイルとニンニクでスパゲッティを炒めて、赤い唐辛子を入れたものだ。最近読んだ本で若手ピアニストの藤田真央が書いた「指先から旅をする」(文芸春秋)で、彼が「私はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを愛してやまない」と述べている、あのアーリオ・オーリオである。

前菜は7種類の盛り合わせでおいしかった、ワインが飲みたくなるような内容だった。パスタは圧巻であった、ニンニクの匂いでかなりのインパクトがあり、小さいバナメイエビというのかブラックタイガーと呼ぶのか、これがいっぱい入っている。パスタにこれらのソースとエビが絡んで大変おいしかった。

店内を見渡すとすべて4人掛けのテーブルになっており、そこに私のような一人客も案内されるので、効率は良くないと思った。二人掛けのテーブルを増やしてもっと客を入れたらいいのにと思った、また、12時50分くらいまでいたが、空席となっているテーブルが複数あるのに外に行列ができていたのが解せなかった。

いずれにしても味は素晴らしかったし、空間にも余裕があるので店内はあまり騒がしくなく、落ち着いた雰囲気でよかった。そして客はすべて女性であり男性は見える範囲では私一人だった。女性客の支持をいかに得るか、というのがレストラン経営のキモなのかもしれない。

ご馳走様でした

 


半蔵門と池袋で買い物

2024年07月07日 | グルメ

今日は都心で歯の定期メンテ、歯ぐきからの出血の有無を確認し、歯垢(プラーク)や汚れ(ステイン)を落とし、虫歯や葉の揺れがないかなどをチェックする。それが終了して、帰りに半蔵門に寄って買い物をしようと思った。

先ずは、いつもの山本道子の店に行ってみる、まだ午前中であったためか、缶入りマーブルクッキーが残っていたので、それを1缶2,080円と、焼き菓子の6個入り詰め合わせを買った(値段は忘れたが1,800円くらいか)。

ここに来なければ買えないという何となくエクスクルーシブな感じがある、そういうところにこだわって、たまに買って帰ることにしている。味は問題なくおいしい。

そのあと、明日の朝のパンを買おうと思って、シェ・カザマに行くと休日、新たに開拓しようと思い、麹町のラトリエ・ド・シマに行ってみると改装中。仕方ないので、この後、池袋でランチを取ろうと思っていたので、池袋西武のパン屋さんで買うことに変更した。

さて、池袋西武、今年のはじめだったろうか、労組のストがあって話題になった、その後、経営側と妥結したようだが、スト決行の時は偶然映画を観に来ていて、ストで閉店中の店の前を通り過ぎただけだった(その時のブログはこちら)。今回は、ここで食事をしようと思ったが、パンも買うことになった

それで、パンについては特にあてはなく、地下鉄から降りて西武の前に来ると「LE BIHAN」(「ル ビアン」)が目に入った。ほかを探すのも面倒なので、ここで買うことに、売り場に入り、適当においしそうだったバゲット(ハーフサイズ)、クロワッサン、カヌレ2個を買った、1,018円。

帰宅してからちょっと調べたら、ル ビアンは1913年、フランス北西部ブルターニュの自然豊かな街「サン・ブリュー」で誕生し、1982年に大阪梅田阪神百貨店にて日本初出店

ル ビアンを象徴する伝統の味は「バゲット・トラディショネル」と「クロワッサン」だそうだ。全くの偶然にその二つを買ったことに驚く。

翌朝、さっそく食べたら、おいしかった。バゲットはいままであまり買ってなかったが、大きく見えるものでも結構食べれるものだ、おいしく全部頂きました。

この後、ランチをとったが、それは別投稿で

ご馳走様でした。


蔵前で買い物とカフェ

2024年07月05日 | グルメ

今日は都内のかかりつけの眼医者で定期検診、若い時から近視で、パソコンの普及により仕事で一日中パソコンと睨めっこする時間が増え眼を酷使するようになり近視の度も進んだ。眼医者からは近視の強い人は定期的に検査をしたほうが良いとアドバイスされている

若いころは年に1回の検査でよかったが、最近は半年に1回となっている。そんな中での今日の定期検診、視力、眼圧、眼底、視神経などをチェック、特に異常もなくホッとした。次回は視野の検査も実施する。

さて、一安心したところで、今日は帰りに蔵前に寄って、買い物をしようと思った。先ずは蔵前駅のすぐ近くのカヌレ専門店、 KURAMAE CANNELE CAFEに行ってみた、初訪問。店に行ってみると、カヌレの販売をしている窓口があり、4個を購入、1個250円くらいだったか。

店の中にはタブレット端末があり、それで注文して、2階がカフェになっているようだ、1階もテーブルと椅子があり、イートインのような感じになっている、雰囲気はしゃれている。今日はこの後、ペリカンでパンを予約していたので、カフェに寄るのはやめにしたが、次回はカフェにも寄ってみたい。

この後、おなじみのパンのペリカンに行って、午前中に予約の電話をした食パン1斤を買った、500円。ここでは今までロールパンを買っていたが、今回は食パンにしてみた。ロールパンはもっちりしていて、パン生地の密度が高く、非常においしいパンだが、今回は普通の食パンに挑戦してみようと思った。買ってみると思っていたより小さく、普通にスーパーなどで売っている食パンよりも小ぶりだった。

そして、そのあとは、すぐ近くの系列のペリカンカフェに寄ってみた。いつもは混んでいて、店の外に行列ができていることもあるので敬遠していたが、今日は空いていたので、入ってみた、初訪問。一番窓側の席を指定され、腰掛ける。ここはパン屋さんが経営するカフェなので、コーヒー+トーストがお勧めだけど、今日は夕方であったのでブレンドコーヒー500円だけをたのんだ。

出てきたコーヒーカップにはペリカンの絵がかわいらしく描いてあり、飲み干したカップの底にはペリカンカフェと印字されていた。味は若干の酸味があるコーヒーであったがおいしかった。カップも大きめで、満足した。

ここは、以前テーブル席の間はパーティションを設置していたが、今日はすべて撤去してコロナ前の普通の状態に戻っていた、良いことである。

ゆっくり寛げました。

帰宅して、翌朝、さっそくペリカンの食パンを厚切りトーストにして食べてみたが、本当においしかった。パン生地の密度が高く、もっちりしている、素晴らしいパンだ。

蔵前は一昔前の下町の雰囲気と新しいトレンドとが併存するユニークな街になった、また来ます

 

 


川越「小川藤」で鰻重を食べる

2024年06月19日 | グルメ

川越で用事があり、嫁さんと二人で行ってきた、半年ぶりくらいか。用事を済ませた後、昼食を食べて帰ろうとなった、川越と言えば、やはり鰻か武蔵野うどんかどちらかである。前回訪問時は「いちのや」で鰻を食べたので、今回はうどんを、と思ったが、なぜか鰻が食べたくなった。日中の気温が30度を超した暑い日だったからか。

鰻となれば「いちのや」だけど、今回は違う店を開拓しようと思い、いつも行列ができている小川菊(おがぎく)に行ってみたら、案の定、店外に長い行列ができていた。直ぐにあきらめて、そこから5分くらい歩いたところにある、小川藤(おがとう)に行ってみたらすぐに入れた。

小川菊がなぜ人気があるのか知らないが、テレビに出たかネットの評判かでしょう。小川菊、小川藤、いちのやの3店の創業年をwebページで見ると以下の通りだった、さらに鰻重の一番上から一つ下のランクの値段も書いて比較してみた

  • 小川菊:文化4年、1807年、鰻重上4,750円
  • 小川藤:大正12年、1923年、鰻重竹3,700円
  • いちのや:天保3年、1832年、鰻重菊4,300円

この中では小川藤がちょっと新しいほうだが、十分老舗と言ってよいでしょう、また、値段的に小川藤が一番庶民的と言えるでしょう。小川菊の行列には若い人も並んでいたように思うが、みんな金持ちだ。

小川藤の店内は広くなく、1階はテーブルが3つしかない、ただ、2階もあるので、我々の後の客は2階に案内されていた。店の前には行列ができた際には所定の用紙に氏名を書いてお待ちくださいという張り紙が出ていたので、今日はたまたま空いていたのかもしれない。

今日は鰻重竹をたのんだ、雑誌が置いてあったのでそれを読みながら10分ちょっと待っただろうか、鰻重が出てきた、鰻重の蓋を開けるときは幸せな瞬間である、期待が膨らむ、食べてみるとおいしい、関東風の蒸しと焼きにより調理したやわらかい鰻だ、私は関東風も関西風も両方とも好きだが嫁さんは関東風一辺倒だから、二人の時はどうしても関東風の店に入ることになる。肝吸いは、お吸い物だが、醤油風味を少し感じた

川越に来たらやっぱり鰻だ。うなぎの蒲焼きが広まったのは、江戸時代の天明年間(1781~1788)だと言われている。川越には海がないため、貴重なたんぱく源としてうなぎを食べる習慣が古くからあり、川越市内を流れる入間川や荒川などでは、戦前まではうなぎが獲れていた、また、江戸と密接な関係にあったことから醤油づくりも盛んだったため、江戸とあまり変わらない時代にすでに蒲焼きが食べられていたと考えられているとのこと

おいしかったです、贅沢な時間を過ごせました


茶懐石三友居の弁当で夕食にする

2024年06月17日 | グルメ

今日は銀座に用事があって出てきた、それが3時過ぎに済んで、今日は是非、松屋銀座の地下にある茶懐石三友居の弁当を夕食用に買って帰ろうと思った。この三友居は先日、京都旅行に行った際、旧三井下賀茂別邸で初夏のランチ付きプランに参加した時に、そのランチの食事を出した京都の茶懐石の仕出し弁当屋である。京都の茶人でその名を知らない人のいない出張茶懐石をメインとした店である。

その三友居の東京の店が松屋銀座の地下にあることを偶然知り、是非、弁当を買って帰りたくなった。

三友居という店名は、中国の詩人・白居易の詩の「琴、酒、詩は人生における三つの友である」という一節に由来し、「音楽と文学、酒」、すなわち人生を豊かに楽しめる料理を提供したいという創業者の思いがこめられているそうだ、いい名前ではないか

弁当は6種類ある、今日はその中から、ひさご弁当1,836円と三友弁当2,376円を選んだ。店頭で注文し、代金を払うと、10分くらい待ってくれとのこと、その間、デパ地下をぶらぶら歩いて見学する。デパ地下に来ると買いたくなるようなものが多くて困る。今日は高い弁当を買ったのであとはぐっと我慢して、出来上がった弁当を持って帰宅した。

その日の夕食、さっそく嫁さんと二人で、京都旅行を思いだしながらおいしく頂いた。文句つけようがないおいしいお弁当でした。それぞれのおかずが手をかけて丁寧に調理されていることが伝わってきた。

歌舞伎座に観劇に来るとき、いつも銀座三越の地下に行って弁当を買い、松屋には行かない。それは、三越の開店時間は10時だけど、松屋は11時で、昼の部の開演時間に間に合わないからだ。松屋も10時から開店してもらえると弁当や甘味の選択肢が増えて楽しくなるのだが、こればかりは仕方ない。甘味については松屋銀座には私の好きな茂助団子がある。

ご馳走様でした


ラーメン天神下大喜でうめしおラーメンを食べる

2024年06月13日 | グルメ

御徒町と秋葉原の間くらいにある「ラーメン天神下大喜」で昼食を食べた、先日行った新福菜館から近いところだ。この店はラーメンファンには有名な店で雑誌にもよく出る。以前、千代田線の湯島駅から降りてすぐのところにあった、それゆえ、天神下(湯島天神のふもと)という店名になっており、それを今の場所に引っ越しても変えてない。

まだ湯島にあったころに2、3回行ったことがあった、今日は久しぶりである。ラーメンは塩分が多いので健康面を考え、普段はあまり食べないのだが、たまに無性に食べたくなる、それは仕方がないでしょう。

11時から開店なので11時15分くらいの到着を目指して行ってみると、なんと11時10分到着で1名が外で待っていた、店内は満員、開店最初の客で埋まったばかりのタイミングであった。ここで食べる予定だったので待つことにした、入店できたのは10分後、待っている間に食券販売機で特選うめしおラーメン1,180円を買う。

カウンターだけの店、全員で8名くらい入る広さか、目の前の厨房では大将と奥さん、あと若手の息子夫婦であろうか4名で切り盛りしている。客の注文の仕方を聞いていると、どうも常連客が多いような気がする、「麺は固めで」とか特別な注文のやり取りをしている。

しばし待って、ラーメンが来た

上に乗っているのはチャーシュー2、3枚、葱、半熟ゆで卵、鰹節、梅風味おぼろ昆布のとろみ、刻んだ油揚げ、刻みのり、ワンタン2個などか。麺は細麺、スープは塩味。

さすが特選、全部乗せの豪華版だ。ひとつずつ味わって食べたが、全部おいしかった。麺は太麺のほうが好みだが、販売機には細麺しか書いてなかったので細麺にしたところ、これもおいしかった。

十分満足したが、自分には全部乗せ特選はやりすぎだと思った。普通のうめしおラーメンでよかったと思った。なぜだかわからないが、オーソドックスなものでまずは勝負しようと店も考えるだろうから、それで十分であり、全部乗せは一部のマニア向けと考えたほうが良いと思った。焦点がぼけてしまうような気もするのだ。

ただ、いずれにしてもおいしかった、今時、2,000円くらいの価値は十分あると思った。店を出たのは11時40分くらいだったか、外には行列はできてなかった。

ご馳走様でした

 

 


軽井沢の朝

2024年06月08日 | グルメ

また軽井沢に用事が出来て行ってきた、が、今日はその用事のことではなく、その前後のことを紹介したい。

車で行ったのだが、都心の高速の渋滞を避けるため6時前には出発してすいているうちに通過し、軽井沢には8時ころ到着した。そして朝食を食べようと思い、あらかじめ探しておた和食の「御厨(みくりや)」というところに行ってみた、碓氷軽井沢インターから降りて、72ゴルフコースの入口あたりで左折して10分くらい走った田舎の景色の中にこの店はある。

朝の7過ぎから営業している店だ。一戸建ての田舎風の屋敷が和風レストランになっており、玄関を開けて中に入ると、テーブル席と畳の座敷席があり、どちらでもどうぞ、と言われ、テーブル席に腰掛ける。何組か先客がいたが、内部が広いのでまだ十分空席があった。外にテラス席もあり先客が楽しそうに朝食を食べていた。

ここの売物は「薪をくべてかまどでお米を炊き上げます。地元の食材と一緒においしい朝食や昼食を楽しめます」という和食のメニューだ、3種類あり、その中から「朝のとろろ汁膳」1,500円くらいだったかを選んだ。

食べてみると、大変おいしかった。味噌汁もお新香も鮭の焼き物も、とろろ汁も皆おいしかった。量も十分であり、久しぶりに和朝食を食べてうれしくなった。

この後、まだ用事には時間があったので、中軽井沢のハルニレテラスの丸山珈琲に行ってみた。本店は10時開店だが、ここは8時からやっていた、一番手前の駐車場に車を停めてテラスを歩いて奥に進んでいくと、ベーカリーの沢村があり、結構客が入っている、そこを通り過ぎてさらに行くと丸山珈琲がある。ここでもテラス席があり朝食を食べている人がいる。中に入ると珈琲豆などの売り場があり、その奥に喫茶室があった。

席に座り、ブレンドコーヒー715円をたのむ、この喫茶室は壁が本棚になっており、いっぱい本が置いてある、珈琲を飲みながら本を読んでいいようだ、珈琲が出てくるまでちょっと時間がかかったが、それはここではフレンチプレスという抽出法を採用しており、そのためかなと思った

出てきた珈琲には紅茶を抽出するような器具も一緒に出てきて、2杯分くらいの珈琲の量であった。珈琲の色は少し濁っているように感じたがフレンチプレスのゆえか、知識がないのでわからない。ゆっくり本を読みながらくつろぎたい人にとっては良い環境だと思った。珈琲の味は若干酸味があり、自分の好みではないが、たまには良いと思った。

いい朝の時間を持てました