吉祥寺南口の喫茶店「武蔵野珈琲店」に立ち寄った。南口の井の頭公園につながる道の途中にあるビルの2階にある。結構前からある店だ。一度来たことがある。
帰宅してから店のWebページを見ると
「1982年に開店、コーヒーは手間を惜しまず、すべてネルドリップによる美味しさを優先。丁寧に淹れたコーヒーを大倉陶園やマイセン、ヘレンド、ウエッジウッドといった素敵な器で召し上がっていただきます。クラシック音楽の流れる店内でおくつろぎください」
店内は黒を基調とした木でできたテーブル、カウンターなどで非常に落ち着いた雰囲気、以前来たときはカウンター席に座ったが、今日は読書がしたかったので外光が入り明るい奥の窓側の席に腰かけた。
注文はブレンドコーヒーとフィナンシェをたのんだ、合計で1,000円くらいだったか、そんなに高くない。珈琲は酸味があまりない私好みの味だった、これも帰宅してからWebページで確認したら
「マンデリン、ブラジル、コロンビアなど7種類の豆をブレンド。開店以来変わらない武蔵野珈琲店の味です、武蔵野珈琲店の使用する水は、ほとんどが地下水。これは武蔵野市全体で、地下水の割合が80%で残りの20%が多摩川水系だからです。すぐ近くにある井の頭公園にある神田川の水源となる湧水は、3代将軍徳川家光公により井の頭池と命名されたと伝えられています。井の頭の湧水がお茶をたてるのに最適な水として、将軍家にも使用されていたのです」
結構、おいしい珈琲を淹れることにこだわりを持っているようであり、素晴らしい。それなりに知られているのか、結構お客さんが入ってくる。
今日は午前中から出かけたので読書の時間が取れなかった、ちょうど文庫本を読んでいるところなので、今日はそれを持ってきて、ここで1時間くらい静かな雰囲気のもとで読書ができた。読書と言えば、店のWebページに「芥川賞を受賞した、ピース又吉(又吉直樹)さんの火花、なんと文中に武蔵野珈琲店が実名で登場」とあった。
ご馳走様でした、くつろげました。