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気ままに生活してるシニアの残日録

「藪伊豆総本店」で天せいろ、その後「泰興楼」でジャンボ餃子を買う

2024年03月17日 | グルメ

日本橋の藪伊豆総本店で昼食を食べた。東西線の茅場町駅から歩いて5分くらいか。首都高の環状線を渡ってすぐの道を左に曲がると店がある。この辺はほとんど知らないところだ。

この辺りは江戸時代、町人が住んでいた地域、首都高のところは川が流れていて、その川向うの東側は八丁堀で武家屋敷や藩屋敷があった。川はその後、水が抜かれ今の首都高となった。

店に到着し、老舗の雰囲気がある入口を入ると、1階でも2階でもどうぞ、ということで2階に。1階が事前にホームページで見た店の内部の雰囲気とはちょっと違って見えたので2階にしてみたが、正解だった。

先客はわずか、テーブル席が広いが、畳の座敷も結構広いようだ。テーブル席は4人掛けで先客はわずか、案内されて着席し、メニューを見る。何を食べようか決めてなかった。ランチのメニューも2つあるが蕎麦にごはんも付いたもので働き盛りの人を意識した内容なのでこれは敬遠し、上天せいろ1,850円を注文した。値段は場所柄もっと高くてもおかしくないが、良心的であろう。

そばが出てきた、せいろそばが2段重ねになっている。シニアにはこのくらいの量が適量だ。天ぷらを食べながらそばを手繰る。天ぷらもそばもおいしい。天ぷらは海老天が2尾ついていた。

おいしく頂きました。ごちそうさまでした。

満足して店を後にし、せっかく来たので近くにある江戸歌舞伎発祥の碑を見たいと思った。日本橋から京橋に行く直前、首都高の手前にある。知らなかったのは歌舞伎ファンとしては恥ずかしい。この碑は寛永元年(1624)、猿若中村勘三郎が中橋(現在の日本橋と京橋の中間)に、猿若中村座の櫓をあげたのが江戸歌舞伎の始まりだったため、これを記念して昭和32年(1957)に建立されたものだ。

見ているとこの碑に注目してみる人はほとんどいないのは「原敬遭難の場」や「玄冶店史跡碑」などと同じだ。気を付けてみているとこのような記念碑はあちこちにある。

さて、この辺をうろついていると、近くにジャンボ餃子で有名な泰興楼TOKYO本店があるのを思い出した。自宅調理用の冷凍餃子を買って帰ろうと思い立った。以前泰興楼があった八重洲のビルは建替え中でまだ完成していない。その近くに泰興楼TOKYO本店ができて昨年一度訪問した(この時のブログはこちら)、そこへ行って持ち帰りの冷凍餃子を買って帰ろう。

行ってみると、6個から買えるというので6個入1,300円くらいだったか、を買った。東京では泰興楼や先日行った御徒町の昇龍、銀座の天龍などがジャンボ餃子で有名だ。帰宅して夕食時に嫁さんに焼いてもらった。今日の焼き具合はまあまあだが店のようにパリッとはいない、火力が弱いからだろう。

ごちそうさまでした。