だけど寒い!
今日が一番の冷え込みらしい、、、と毎日言っているような
冷蔵庫が空なので買い物行かなくてはと思うけど
寒いのでシャンプーが出来ない
この乱れた頭で外出できない
昔からの癖で朝シャンタイプ 夜洗うと寝癖がついて
朝もう一度やり直し 二度手間
年ともに髪のボリュームも少なくなり
セットが長持ちしないのも悩み
会社勤めの時は毎朝シャンプーしてセット
だからそんなにボリュームを意識してなかったけど
年には勝てないね
小さいころから母が
「○○ちゃんの髪は黒くて多いね」と
いつも三つ編みしながら言っていた。
高校卒業後
父が「短大ぐらい行かないと、、」と言ってたけど
多額の学費を出してもらう余裕はないと思い
アルバイトしながら服飾学校に通うと家を出た
けど
結局多少の援助はしてもらうことになった。
卒業式と同時に母が私を美容院に連れて行って
パーマをかけた。
これも母が言い出した事
鏡に映る自分の姿に何だか似合わないようで恥ずかしかった。
ヘアースタイルが違うだけなのに
違う世界に飛び込んだようだった。
切ってしまった長い黒髪をヘアーピースにしてくれた。
そのころ流行していた気もする。
上京する時
バス停まで送りに来てた母は涙してた。
「私って親不孝したんだね」
乗り合わせた
近所のイケメンのお兄さんが
「やあー○○ちゃん別人だね 大人になったね」と
からかった。
パーマあてたことチョッピリ後悔
いまだに捨てれないヘアーピースが
物置を片付ける度に目につく。
それを見るたび思い出す当時の事
今は昔の事などすっかり忘れている母だけど
「私が覚えているよ おかあさん色々ありがとうね 」
昔と変わらないふさふさの母の髪
そんな髪をブラシでといてあげると
嬉しそうにうなづく母