美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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「もっと」がモチベーション

2012年03月11日 20時06分03秒 | 日記
モチベーション(活力:目標。何をしたいのか。)
「何のために、誰のために作品の制作をしたいのか」

あなたが伝えたいと願うこと、この時代に対して沸き上がってくる「モチベーション」(欲求・衝動」とは何でしょう。
「人に会いたい時、そうでない時」「話すべきか否か」の違いもモチベーションの状態が左右しているのではないでしょうか。
作品を制作したい、何かを表現したいという衝動、欲求が沸き上がった時も例外ではないでしょう。
欲求、衝動、義務感、自信、コンプレックス、希望、何をのぞむのか。何を残したいのか。何をこわしたいのか、そして生み出したいのか。そのエネルギーを一つの方向へ絞り込み前に押し出すパワーの強さは、モチベーションや志の高さに関わってくるのではないでしょうか。
要は、継続すること、継続できることが重要であり、その行動が何よりも説得力があります。理屈ではなく、あなたを突き動かしている「欲求・衝動」は何ですか?
遊んできたことを思い出してみて下さい。食事の時間になろうが日が暮れはじめようが、空腹もいいつけもわすれて何かをさがしたり、友だちと競い合ったり、創ったりしていました。
「子どもは遊びの天才」、何かに夢中になれるということがそのことに対して才能があるといえるのかもしれません。
そう考えるとモチベーションをもつということは何も明確な目的がなくても、ただ時間をわすれて打ち込むことができ、その時に幸せであり、そのことすら意識しないほど充実している「もの・こと」なのでしょう。
子どもは何か目的をもって、いつも遊んでいるでしょうか。ただ、ただ”遊びたい”といった欲求や衝動が彼らを動かしているのではないでしょうか。
そういった欲求や衝動を呼び覚ますテーマ(目的)は探し出すのではなく、すでに持っているもの、あるいは持っていたものを思い起こしてみるといいのでしょう、きっと。

何かを達成してもすぐにその状況に慣れてしまいますが、「もっと、もっと」と思っている時こそが”至福の時”を持続できているようです。