美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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一つだけの空の価値

2017年07月16日 10時54分51秒 | 日記
気づきも発見も興味をもつことから始まるが、
その対象への愛情の深さの違いで見えてくるものも変わってくるのだろう。

アイデアが先ではない。
まずは、強い想いがあって大切なことに気づき、 掘り当てた情報の新鮮な組み合わせで
不快が快に変わる新しい価値を生み出す。 強い思いが、ビジョンに変わり創造となる。
だから、誰かを想うことからすべては動き出す。

人を想うことから始めるといい。
争い事は双方に正義があるので、善悪で判断している限りなくならない。
ルールも協定している関係でしか成立しない。 要は 協働か闘争かの選択になる。 協
働していくためには相手を理解し双方の意見から最善策を導き出せる 創造性が必要となる。
創造は、想い。

何か才能や技術がないと創作、表現をすることが出来ないと勘違いをしている方がたくさんいる。
絵にしても小説にしても遊びにしても大切なのは突き動かす衝動であり、
その衝動を誰かに伝えたいという想いと愛情があること。

movin'on「一歩を踏みだす」

2017年07月02日 23時13分26秒 | 日記
DNAの設計図は誕生の時にはまだ確定していない。育っていく環境、生き方によって、体の設計図は上書きされていく。その人の強い想いで細胞は変わり、人生も変わっていく。
「良質な遺伝子を残す」といった考え方には誤りがある。「良質な遺伝子を育てる」といった考え方が優しい未来を開拓できる。
movin'on「一歩を踏みだす」といった心身の動揺を伴うような強い信念を人にどれくらい与えられるか。芸術でそのemotionを視覚化していく。

「emotionの視覚化」Visualization of emotion
アートヒストリーは、視覚化された“人の思考”のヒストリー。芸術といった学術的な縛りがない古代から、美の定義や人が思考する目的は心身の動揺を伴うような強い感動を人類にどれくらい与えられるかにあった。意思、意図、意識、意味を見いだせる芸術は引き継ぐものがいる限り消えない。生き続けている意が、様々なものたちを救ってきた。自分も救われている一人。創造性は芸術世界だけではなく、繰り返される実生活の中でこそ効用を発揮する。芸術家は日常に隠れている奇跡を全力で発信する。日々、暮らしていけることが、どれだけ幸せなことかを気づくために芸術がある。その創作に出会った人達に引き継がれる意が生きものにとって優しい未来を創造していく。最も人の心を満たしてくれるemotionは、理解できること・気づいていくこと。