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夜の帳が降りる頃
一匹の眠れぬ子羊が頭を垂れる
どうせ空を見上げても
色の付いた明日が見えないなら
目を閉じたまま
ひたすら夜が明けるのを
待つ他に術はない
それでも逃げ切れないなら
酒を煽り
秒針の壊れた時計を抱えたまま
千鳥足で
煤けた夜の街へ
頼り無き薄い影を同化させていく
一匹の眠れぬ子羊が頭を垂れる
どうせ空を見上げても
色の付いた明日が見えないなら
目を閉じたまま
ひたすら夜が明けるのを
待つ他に術はない
それでも逃げ切れないなら
酒を煽り
秒針の壊れた時計を抱えたまま
千鳥足で
煤けた夜の街へ
頼り無き薄い影を同化させていく
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