戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

古写本出現

2007-03-30 | Weblog
終日、研究室で注釈の輪読会。
Aさんが調査してきた写本が、
南北朝、あるいは鎌倉後期に遡るかという
抜群の古写本だったという報告を受ける。
デジタル画像も見せてもらう。
ほんとうに柄のよい本である。
完本としては最古写本に間違いない。
本文の素性も悪くないようで、
注釈の底本に使うかどうか検討した。
結論は来月の輪読会で決定することになる。

今日は3名が報告。
私も報告したが、
いろいろ不十分な点を指摘される。

11:00から18:00過ぎまで、
お弁当を出前してもらい、
ぶっ続けで輪読会を行った。
さすがに疲労した。

桜は一気に満開になった。
もうちらほら散り始めている。
はかないものである。

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