戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

鰻!

2007-05-29 | Weblog
12:10から夜学の会議、
15:00から図書館の会議である。
それぞれ委員長のお捌きよろしく、
さくさくと終了する。

17:30に江戸川橋の「石ばし」へ行く。
幹事役の私は地下鉄の神楽坂駅から
徒歩で相生坂を下る。
M先生、A先生、K先生の3人は、
大学からタクシーに乗り合わせてご来駕。
店の近くで落ち合った。

店はまだ開いていない。
しばらくしておねえさんが現われ、
水を撒いてからご案内しますと言われる。
蒲焼のよい香りが漂ってくる。

座敷に通される。
予約の時に
白焼きと鰻重の特上を頼んである。
ビールと烏龍茶を頼み、
続いて冷酒の四合瓶を1本とった。

今日は教員組合の副委員長を務め
たいへんな苦労をされたK先生の慰労会である。
その執行委員役も明日で御役御免らしい。
A先生は本来、19:40から夜学の講義が入っているのだが、
今日まで麻疹による休講措置で、
授業をしなくてもよくなった。
日ごろの心がけがよほどよいのであろう。

「石ばし」は真っ当な鰻屋である。
だから鰻重が出てくるまで小一時間はかかるのだ。
ゆっくり飲みながらいろいろな話をする。

白焼きに続いて鰻重が供された。
おお、さすがは東京でも指折りの名店である。
美味い、なんてものではない。
ありがたくて涙が出てくる。

一同、大満足で、店を後にし、
神楽坂へ上がった。
二次会はK先生が行ってみたいとおっしゃる、
「ポーリュシュカ・ポーレ」という
ロシア語のバーに行く。
(K先生はロシア文学の教授なのである)
甘いワインを1本とった。
ほとんど神楽坂下のこのお店もなかなか面白い。

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