戸山の日々

東京の大学に勤務する教授の日常を綴る
  うつりゆくよしなしごとを書きつくる
       ブログの文の狂ほしきかな

「西行の仮名」展

2008-02-22 | Weblog
まだまだ入試業務である。
少なくとも来週月曜までは
毎日出勤しなければならない。

今日の昼食は普通の弁当。
みかんが付いていればよかったのに。
昨日の握り寿司には、
みかんとシュークリームが付いて
過剰だった。
ちょうどよい塩梅、
といかないものだろうか。

予備校が公表する解答速報は、
やはり気になるものである。
問題に対する概評も、
大いに反省材料となる。
良問と評されると嬉しいが、
「難」とかわれると、
そうかなあと首をかしげたりする。
とにかくミスがないことを祈るばかりだが、
そこはそれ、人間のやる事だから仕方がない。

明日から始まる出光美術館の、
「西行の仮名」展の特別内覧会に招かれたので、
有楽町へ行く。
これはものすごい展観である。
12~13世紀の和歌研究者必見の展示だ。
担当学芸員Bさんが全力投入された内容であり、
学術的水準が高すぎて、
一般の参観者が果たしてどれだけ楽しめるだろう?
と心配になるくらいである。

内覧会にはさすがに和歌関係者の姿が多かった。
和歌文学会も後援している。

井上宗雄先生や有吉保氏、久保田淳氏、
京都から冷泉為人氏もお見えになっていた。
比較的若手の研究者が多かったが、
それは本展への関心の高さと、
水準の高さを自ずから物語るものだろう。

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