365カレー(∞)

2007年7月1日から毎日カレー生活を刻む6300日超の18年目
by
南場 四呂右(なんば しろう)

【ネパール旅行2024】12日目

2024年04月05日 23時59分59秒 | カレー

2024年04月05日(金)

朝食ビュッフェ @ Hotel Marshyangdi(カトマンズ)

明るくなってきて目が覚めるスッキリ感。
東京だとなぜこうならないのか不思議。こんなことが浮かんでくるくらいには余裕が出てきている。
コトリちゃんも昨日よりまた元気になりつつあるようで少し安心。

朝のカトマンズを少し散歩。
アサンの方に行くと朝から喧騒と言ってもいいくらいの活気がある。
2017年に初めて訪れて以来、この感じが好ましく、憧れにも似た感覚。
こうした風景も時間の経過と共に見られなく流れに乗っている気がして少し寂しい。
残って欲しいと思ってしまうのは、部外者の戯言に過ぎないのかもしれない。
自分の価値観を押しつけてくる奴は大嫌いだけど、僕も同類みたいなものか。

泊まっているHotel Marshyangdiに戻って、10日ぶりのここでの朝食ビュッフェ。
ここにはいつもの朝があるようで、無事に(とは言い切れないが)戻ってこられた安心感とVegCurryとPooriとChickenSausage。

食事中、日本の親友からメッセージが届く。
「早い日程のエコノミークラスは満席で、ギリ変更できるのはビジネスクラスで、費用は〜」とか。
当初予約していた帰国便は4/12(金)の夜。それまでコトリちゃんの体調に不安が残ったままカトマンズで過ごすのは、無理ではないけど、もしできたら早めたい旨を伝えたら、確認してくれたのだ。
カトマンズであと1週間過ごすより、ビジネスクラスの差額費用を捻出する方が大変な気がする。そう思えるくらいにコトリちゃんの体調は復活しているようなので、予約便の前倒しはしないことにして、お礼のメッセージを返す。
ついでに希望のお土産をたずねたら「お土産はお二人が無事に帰ってくること」という返事。
泣くぞ。
僕らの人生は人に恵まれてるとつくづく思う。

とにかく、あと8日間カトマンズで過ごすことになる。
好きな街だし、行ってみたいお店もある。ゆっくり過ごそう。

今度は、今回の旅で色々お願いしている旅行会社から電話。
入院していた病院から検査結果のレポートを渡すから今日また来て欲しいと連絡があったらしい。
退院時には4/6(金)にレポートを取りに来るように言われてたけど……、まあいいか。
言ってることが二転三転することと信用度のバランスが日本とは違うのは、ネパールに来るたびに痛感する。

予定よりも早い日程で仕事が終わって時間を持て余しているのか、トレッキングガイドさんが病院に着いてきてくれることになる。
旅行会社を通してくるとは、病院側は僕らの英語力に難を感じているのかもしれない。ネパール語力はもっと低い。こちらとしても助かる。

検査結果は問題無し。病院の費用は保険会社から直接支払ってもらえることになり、二つ心配事が消えた。
結果を待つ(時間をやり過ごす)ことしかできず、自分では頑張りようがない心配事もあることも思い知る。
よく考えたら、天気なんかもそうだな。

これでガイドさんともお別れ。
チップを渡しながら、いつか改めてエベレスト街道トレッキングをしたいから、その時はまたガイドをお願いしたいと伝えた。来週から別の人のエベレスト街道トレッキングのガイドをすると言っていたので、挨拶できないまま別れてしまったポーターさんに会ったらチップを渡してもらえるよう託した。また会おう!

いよいよ、トレッキング気分もひと区切り。
静養も意識しつつカトマンズでゆっくり過ごすモードに突入。

僕がネパールに来てみたいと思うきっかけをくれた友人や他にも色々な人が泊まったことがあって、前々から泊まってみたいと思っていた Hotel Holy Himalaya に移動。ちゃっかり予約しておいた。
中級以上のホテルだということは値段からもわかったけど、引くほど広い部屋を用意してくれた。
ゆっくり過ごせという流れがここでも。

昼間はちょっと暑いのでホテル内でぼーっとする。というか異様な眠気に襲われて昼寝。
昼寝中、ロビーからコールが入り「ポリスが来てるからパスポート持っておいでください」と。
今度はなんだよと思いつつ、言われた通りにする。警察にビザのページを見せたら「ノープロブレム」と釈放された。
ビザ切れ滞在の抜き打ちチェックか何かだろうか。
休まらない。
日本での暮らしの中では、どれだけ法律や常識や便利さ社会規範といったものや、そういったものと認識されてすらいないカルチャーに支えられているかを思い知る。

夕方、涼しくなったので散歩。

前に何度も(なんなら連日)行ったことがあるラッシー屋を目指す。すぐ近くに移転してたけど相変わらず人気店。おいしさも相変わらず。回転がいいから気分的に衛生面の心配も少ない。

夕食は大好きなパン屋さん野路がおすすめと教えてくれて、ガイドさんもおいしいと言ってたチベット料理屋 YANGLING でベジトゥクパとミックスチョウミン。

おいしいし量がちょうどいい。食欲が完全ではないコトリちゃんによかったみたい。
なぜか醤油&ソースがあった。


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