365カレー(∞)

2007年7月1日から毎日カレー生活を刻む6200日超の18年目
by
南場 四呂右(なんば しろう)

【ネパール旅行2024】13日目

2024年04月06日 23時59分59秒 | カレー

2024年04月06日(土)

Veg curry with roti @ Eco Cafe & Eatery(カトマンズ)

今日も明るくなってきて自然に起床したのは6:30頃。
今から食あたりとかも避けたいので、うがい、歯磨き、乳酸菌製錠剤はいつも通り。

ようやく筋肉痛みたいな症状が出てきた感じ。
よくわからないけど、心身ともに緊張していた体がリカバリーモードに入ったということなのかもしれない。

Hotel Holy Himalayaに泊まりたかった理由のひとつに、朝食を食べてみたかったのがある。
パンもホテル内で焼いている。
カレーが無いのは残念。
焼いた小麦粉と鶏卵は世界的に通用する食べ物なんだろうと思う。
すごくいい時間。

余談もいいとこだけど、このホテルの浴室には立派な洗面台もあり、トイレもちゃんと流れ、シャワーカーテンもキレイで、バスタブもある。
だけど、タオル掛けがバスタブの更に奥の一番手が届きにくい場所にある。
何故こんな所に設置したのだろう?と思うのは、「タオル掛けは手の届く場所にあるべき」だったり、少なくとも「タオル掛けは手の届く場所にある方が便利(or効率的)」という僕の思考に基づくものなのだろう。
日本では、と言ったら主語が大き過ぎるかもしれないから少なくとも僕の日常生活の範囲では、使いやすい位置にタオルが掛けれられるようになっているけれど、別にそうなってなくても本当の本当は問題無いことに気づく。
自認すらしていなかった常識や必要だと思い込んでいる、そういうこだわりみたいなものが、不要というわけではないけれど、実は必要でもなかったと気づく。
少なくとも世界で通用する感覚では全然ない。
僕の薄っぺらい価値観なんかよりも、小麦粉と鶏卵の方がよっぽど世界で通用する。

細かいこと気にし過ぎて苦しむくらいなら、細かいこと気にしなくなれる方がいい気がして、そう実感するにはカトマンズは格好の場所かもしれない。

こんなことを言ってられるのは生きているからだ、という当たり前のことが実感できているのは、数日前の危機が解消されつつあるおかげだ。

朝食を食べ終えて、お昼までうろうろしてみることに。
まずは、とあるお店を探してみよう。
長野県東御市のミミロータスさんの転機のきっかけとなったお店で、東京のオールドネパールさんも訪れていたりもして、彼女たちから話を聞いて訪れたいと思っていたお店。
だけど前回ネパールに来た時には見つけられなかったGoogleMapには出てこないお店。
今回はミミさんに何となくの場所を教えてもらって、その辺りをうろうろして足で見つけることができた。
さっそく挨拶「ジャパニーズチヤバイニのミミに教えてもらって来ました!」。
そしてチヤを2つお願いする。

おいしくないわけない。

「よく来てくれた!」「ミミは元気か?」「ミミのビジネスはgoodか?」
僕の知る限りのネパール人で一番優しいしゃべり方のお父さん(実際に発声が穏やか)と、一番温かな雰囲気のお母さんがやってるお店。
情報を知らなかったら、見つけることもできないであろう場所にあって、地元のお客さんがくつろぎながらも僕らにも好意的に接してくれて、これまたすごくいい時間。
地図に載らない名店、素敵。

エベレスト街道トレッキングは宿題が残る結果になったけれど、こんなにも素敵な体験が残っていて嬉しくなる。

コトリちゃんも「豊か」という単語を連発してた。かなり回復してる。
とはいえ、がっつりスパイス料理はまだ無理そうなので尊重して、カレー以外も食べられそうなお店Eco Cafe & EateryでVeg curry with rotiを。

カフェでもあり、軽食もあり、カレーもあり、値段も高くなくて、地元の人も観光客もどちらも受け入れられそうなお店が増えていて、ちょっと歩けば何店舗も見つかる。
僕がここにしたのは、日本にエコちゃんという友達がいるから。

Masala Spriteはスプライトにチャットマサラ少々って感じの味で、暑い日にはすごくいいかもしれない。日本でもこの夏にやりたい気がする。
紙ストローというEcoっぷりも興味深い。

カレーの味わいは想定内だけど、このお店に限らず、ネパールでは野菜がおいしく感じる。じゃがいもが特に。あとコリアンダーリーフの効かせ方が絶妙でびっくり。
きっとスパイスの問題じゃない気がして、具材の問題か、それとも水とか塩とか油とかの問題か、もしくはうま味のからくりか、私の感受性ではわからないし、まあ、わからなくてもいい。

暑い日中はホテルで休んで、夕方は昨日に引き続き、国境を超えた大好物。
今日も大盛況な通称イケメンラッシー。

夕飯も内臓に優しいものにしよう。
SNSを見た皆様が弱ってるコトリちゃんを気づかって内臓に優しかろう的な観点でチベタン料理屋をおすすめしてくれる事実もまた内臓に優しくありがたい。

おかげでGLINGCHE TIBETAN RESTRANTにてMO-THUK(Buff)というモモ入りトゥクパ(ワンタン麺的な感じ)という優しき絶品に出会えた。


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