田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の花17-2:セイロンライティア

2019年08月20日 | 花さんぽ・花めぐり

星形の5枚の花弁が純白で清涼感を演出してくれる「セイロンライティア」(キョウチクトウ科)です。

スリランカ原産の常緑低木です。最近、この花を園芸店などで見かけますが、まだ知名度は高くないようです。

清楚で純白な花が目を引く夏の花です。開花期は6~10月で、花茎は3~4cm程度です。

耐寒性がないため、通常は鉢植えで育て、1年もの扱いです。室内でうまく管理すれば高さ2mほどに育つようです。

園芸店などでは30~50㎝ほどの株が売られています。

良く分枝し、次々にたくさん花を咲かせます。

白い斑が葉にランダムに入る斑入り品種の「セイロンライティア’バニラクラッシュ’

 

 


夏の花17:ルリタマアザミ

2019年08月20日 | 花さんぽ・花めぐり

九重連山の南麓、標高約900mにある「ヒゴタイ公園」(熊本県産山村)に8~9月上旬にかけて約5,000株の「ヒゴタイ(肥後躰)」が瑠璃色の手毬のような丸い花を咲かせます。

栽培種に「和名:ルリタミアザミエキノプス・リトロ)」(キク科:多年草)があり、「エキノプス」という属名で販売されるのが一般的です。「ヒゴタイ」(絶滅危惧種)は「ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)」の近縁種です。

「エキノプス」には「ハリネズミに似る」の意味があるそうです。

草丈は1m前後。花は径4~5cmほどの真ん丸な球形(頭状花)で、花色は青・紫・白。

球状の花は多数の小花の集まりで、上から下に咲き進み、花が散ったあとも球状の形が長く残ります。

葉はアザミ(薊)に似ていて羽状に深く裂けて互生し、棘があります。

似た花に「エリンジウム・プラナム(和名:ヒゴタイサイコ、マツカサアザミ)」(セリ科)があります。開花期:6~8月です。

「エリンジウム」の仲間?だと思いますが名前はわかりません。棘が凄くて近寄りがたい花です。