以前(’201210)、「木立アロエ」をUPした際、一緒に幾つかのアロエを簡単に取り上げました。
その中の一つ「アロエ・プリカチリス」(温室)の花が咲きだしたのであらためて取り上げます。
棘が無く、葉を扇状に広げる「アロエ・プリカチリス(プリカティリス)」(学名:Aloe plicatilis)
園芸名:「オトヒメノマイオウギ(乙姫の舞扇)」、和名「五重の塔」とも言われます。
ススキノキ科(旧ユリ科)アロエ属の常緑低木(多肉植物)。原産地:南アフリカ(ケープ地方)
アロエは通常、葉縁に棘がありますが、プリカチリスには棘がありません。
葉の先端が丸く舌状で、規則正しく左右交互に並んでいて大変美しアロエです。
plicatilisは折り畳まれたという意味だそうです。
大きくなると茎が木質化して樹木状になり、分枝しながら、高さ5mぐらいにもなります。
この株は花の先端まで高さ3mほどありそうです。(地際までもう少しあります)
これだけ大きい株はなかなかお目にかかれないようです。
まだ、咲き始めのようなので暫くは楽しめそうです。(つくば植物園サバンナ温室)