田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

冬の花:アロエ・プリカチリス

2021年01月31日 | 花さんぽ・花めぐり

以前(’201210)、「木立アロエ」をUPした際、一緒に幾つかのアロエを簡単に取り上げました。

その中の一つ「アロエ・プリカチリス」(温室)の花が咲きだしたのであらためて取り上げます。

棘が無く、葉を扇状に広げる「アロエ・プリカチリス(プリカティリス)」(学名:Aloe plicatilis

園芸名:「オトヒメノマイオウギ(乙姫の舞扇)」、和名「五重の塔」とも言われます。

ススキノキ科(旧ユリ科)アロエ属の常緑低木(多肉植物)。原産地:南アフリカ(ケープ地方)

アロエは通常、葉縁に棘がありますが、プリカチリスには棘がありません。

葉の先端が丸く舌状で、規則正しく左右交互に並んでいて大変美しアロエです。

plicatilisは折り畳まれたという意味だそうです。

大きくなると茎が木質化して樹木状になり、分枝しながら、高さ5mぐらいにもなります。

この株は花の先端まで高さ3mほどありそうです。(地際までもう少しあります)

これだけ大きい株はなかなかお目にかかれないようです。

まだ、咲き始めのようなので暫くは楽しめそうです。(つくば植物園サバンナ温室)


ディッキア・イビラメンシス近似種

2021年01月30日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、令和2年の確定申告をパソコンから「e-Tax」で申告しました。

一昨年は紙ベースで、昨年は税務署の人に教えてもらいながらスマホで申告。

昨年、ID・PW方式の届出完了通知の交付を受けたので、今年は自宅でやってみようとチャレンジ。

少し戸惑いましたが何とか入力し、申告書を送信。税務署だと待ち時間が長くて辟易とします。

昨年に続き、今年も医療費が10万円を超えてしまったので医療費控除を受けました。最終的に少しですが還付されます。

医療費控除とは無縁だと思っていましたが、治らない病気になってしまったので止むを得ません。

 

つくば植物園に「ディッキア・イビラメンシス近似種」(学名:Dyckia aff. ibiramensis)という花が咲いていた。

パイナップル科ディッキア属の常緑多年草。原産地はブラジル。

長い花茎を出し、黄色い花を咲かせる。

花後にできた実

葉の縁には鋭い棘があります。

’080211 どこかでそっくりな花を見たことがあるぞと検索したら、ありました。それがこれ。↑

名前は「シマケンザン(縞剣山)」(Dyckia brevifolia

別名:ディッキア・ブレビフォリア

’070630 どちらも葉は肉質で硬くて長い剣状で縁に棘があり、表面は鮮やかな緑色で艶があります。

よく見ると微妙に違うようなそうでないような?

葉裏には縦の筋があるとのことなので見比べたいのですが、「シマケンザン」が見当たりません。

ディッキア属は60種類以上あるようですが、これもディッキアの仲間です。

ディッキア・マルニエラポストレイ」(学名:Dyckia marnier-lapostollei) 

 


ココヤシ

2021年01月29日 | 花さんぽ・花めぐり

最もメジャーな花粉と言えば、2月~4月がピークのスギとヒノキ。

1月下旬なのに既に目は痒く、鼻水、クシャミが出ます。

季節を問わず、一年中花粉が飛散しているとのことです。

幸い仕事に行かなくてよいので、コロナ感染と勘違いされて睨まれることはありません。

 

ちょっと季節外れですが、果実が展示(3枚目の写真)されていたので取り上げました。

誰もが知っている「唱歌・椰子の実」(島崎藤村作詞 ・ 大中寅二作曲)

ヤシ(椰子)はヤシ科の植物全体の総称です。

単に「ヤシ」と言えば「ココヤシ(古古椰子)」(学名:Cocos nucifera L.)のことを指します。

果実(ココナッツ)から葉っぱが生えたココヤシの木

ココヤシ」ヤシ科の常緑高木で大きいものは30mほどに成長します。

ポリネシア~熱帯アジアに分布。日本では越冬が不可能なため沖縄県と小笠原諸島でしか生育できません。

果実内部に溜まった水が飲用になります。また、「ナタ・デ・ココ」の原料や「ココナッツ」などに利用されています。

’210121 熟すと30cmほどにもなり、やや先が尖った楕円形で、緑色をしています。

こんなのが頭に落ちてきたらイチコロです。

下に敷いてあるのもココナッツ。繊維質の様子がよく判ります。

花期:3~4月、採種時期は10~11月(於:沖縄)。

判りにくいのですが葉腋から肉穂花序を出し、白っぽいのが花。(左奥)

花序の途中についている白や黄緑の球形がココナッツの赤ちゃん。(左右)

葉は幹の先端部に集まり、羽状複葉で長さ5mにもなります。写真は若木。


ハランアナナス

2021年01月28日 | 花さんぽ・花めぐり

六十五才(私)にてお迎えがあるときは、まだ優先順位は低いと言え。

’210125 パイナップル科「ハランアナナス」(学名:Pitcairnia corallina)

ピトカイルニア属の常緑多年草。コロンビア、ペルー原産

花期は周年(温室)。蕾の初期の見た目はちょっと気色悪い感じですが、開花すると鮮やかな赤色(苞)で目を引きます。

実際の花は苞から出ている黄色い小さな花です。

「ハラン(葉蘭)」↓に似ているのでこの名が付きましたが、葉蘭より葉は細く剣状で長い。


姫立金花

2021年01月27日 | 花さんぽ・花めぐり

’210125 早くも「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」(学名:Ranunculus ficaria L.)が咲きだしました。

’080315 キンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)の耐寒性多年草。

イギリス原産でヨーロッパからロシアに分布。

’080315 花期は2~4月。花弁に見えるのは萼で8~9枚ほどで光沢があります。

湿り気のある草原などに帰化しています。

’210125 基本種は一重の黄花で、花径3~4cm。

’070317 八重咲き↑や白花↓などの変種や改良種があります。個体変異も多いようです。

’080301 白花姫立金花

 

’050522 戸隠森林植物園(長野市)

リュウキンカ(立金花)」に花や葉がよく似ていますが、同じ仲間ではありません。日本、朝鮮、中国に分布。

’050522 立金花は「リュウキンカ属」で水辺や湿地に生育し、花期は5~7月。

萼は通常5枚ほど。花茎の高さは15~50cm。