アメリカの研究で楽観的な人は、85歳以上まで長生きする確率が高いそうです。
厚労省が昨年の7月30日に発表した2018年(平成30年)の「簡易生命表」によると、男性の平均寿命は81.25年、女性は87.32年です。これは0歳の人の平均余命です。健康寿命は16年時点で男性72.14歳、女性74.79歳です。
つまり、平均寿命から健康寿命を差し引くと不健康な期間が男性9.11年、女性12.53年となります。
65歳(平成30年時点)の男性の平均余命は19.7年(女性24.5年)なので、84.7歳(女性89.5歳)が平均寿命と言うことになります。
ところがこれはあくまで平均であり、平成30年時点で65歳の男性が90歳になるまで生きる確率(%)は24.7%なので、4人に一人は平均余命が25年(219,000時間)となります。
女性の場合は95歳になるまで生きる確率は24.4%なので、4人に一人は平均余命30年(262,800時間)という計算になります。
平均寿命と健康寿命の差(日常生活に制限がある状態で生活する期間)は約9年(2013年)。65歳男性の平均余命を約20年とすると、あくまで平均ですが健康でいられるのはあと11年(76歳まで)となります。え!と今更ながらにびっくりされる方もいるのでないでしょうか?
ただ単に長生きするのではなく健康であることが重要となります。「健康寿命を延ばすために大切なことは?3つまで」というアンケート(60代以上の男女200名)のTOP5の回答は次のようになっています。
1位:趣味を持つ(約8割)
2位:笑う(約6割)
3位:自然に触れる(約3割)
4位:仕事をする、旅行をする(約2割)
5位:ボランティアや社会貢献をする(約2割弱)
皆さんは何が大切だと思いますか?私は「自然に触れる」、「ボランティアや社会貢献をする」、「旅行をする」の3つです。人それぞれなのでこれが正解と言うものはないでしょうが、ポジティブに生きることは重要ではないかと思います。
楽観的は「何とかなる」→願う、ポジティブは「何とかする」→好転させるだそうです。