◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

こんなに気持ちのいい朝に・・・。

2012-10-04 01:10:17 | 日常


体調もまずまずになった。
しばらく仕事を休んでいたが、
2日から仕事に行った。

今日は朝から快晴で
空はとっても青かった。

いつもの道を車で走る
堤防沿い。

コツン!
突然、車前方の天井部分に何かがあたった音がした。
結構大きな音がした。
前方を走る車は、小さく見えるほど離れた距離を走っていたし
トラックでも何でもない。
一体何だろう?鳥?
嫌だなぁ・・・
鳥が走ってる車にぶつかった?
鳥が飛んでる姿は見えなかったけれど・・・
何かがコツンと確かにあたった。
ふと、時計に目をやると
デジタル時計の時刻は AM09:01 

会社のロッカールームで携帯を開くと
闘病中の近所に住む親戚の叔母さんが
亡くなったとメールが届いてた。


AM09:07頃だったらしい。










こんなに気持ちいい朝に・・・。

大きな声で喋って よく笑う叔母さんだった。

病気に気がつく前

「私、凄く幸せやわ。」とよく口にしていた。
「何でも美味しいわ。」とよく口にしていた。

私よりも3年もあとに癌になったのに
私より先に旅立った・・・。

何でも美味しいと食べていた叔母さんが
どんどん食べれなくなって痩せていくのを見るのは
本当に辛かった。

「SORAちゃんは大丈夫やわ。」
と言われると胸が痛かった。

涙の全く似合わない叔母さん。
自分が、もう逝くことわかっていなかったのかなぁ・・
家族にも誰にも特に何も言い残すことはなかった。
享年64歳。


今朝は、良く晴れて気持ちのいい朝だった・・・。

コツン!という音が何度も私の頭の中でこだまする。






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お悔やみ申し上げます (Y)
2012-10-04 18:51:43
不思議なことがあるんですね。

”いままでありがとうな。SORAちゃんは大丈夫、私が見守っているよ”
って叔母さんからのメッセージだったのかもしれません。


気持ちのいい朝、旅立っていかれた叔母さま。
平均寿命からすると64歳という年齢はあまりに短すぎると思いますが、叔母さまにとっては幸せな人生だったのでしょうね。

ご冥福をお祈りします。
返信する
訃報… (デブと某医)
2012-10-04 23:08:26
いつ頃からでしょうか、
新聞の訃報欄に目が行くようになったのは…。
先日はアンディ・ウィリアムズさんの、
今朝は女優馬淵晴子さんの、訃報が載っていました。

事故や事件にまきこまれない限り、
新聞で自分の死が伝えられることはまずありますまい。
有名人でなくて良かったなぁ、と思います。
自分の死が誰にも知られないのも淋しいなぁと思いつつ…。

両親の許に月一度帰省すると、地方紙ひと月分に目を通します。
紙面に知人の名前がないかと…さがします。
それっていったい何なんだと、かつては不思議でした。
結構!複雑な心理なのです、歳をとり病気をするほどに…。

良く晴れた気持ちのいい朝のコツン…、
叔母さまが虹を渡られたお報せだったのでしょうか。
そういうお報せの仕方があればいいなぁ…と思いました。
私とほぼ同世代の叔母さまのご冥福を心よりお祈りいたします。
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Unknown (ムネザネ)
2012-10-05 21:30:18
自分は今年始めに腎臓がんの手術をした翌日、叔父(父のお兄さん)の訃報を聞きました。
宮城と神奈川、近くはない距離ですが、いまにして思えば自分の葬儀に来る前に父に息子の手術を見届けさせるかのように旅立たれたような気がします。

自分の話が長くなりましたが叔母さまのご冥福をお祈りします。
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Yさんへ (SORA)
2012-10-06 20:15:49
コツン!叔母さんが
お別れを言いに来てくれたみたいでした。
Yさんがおっしゃるようなメッセージだったとしたら、
嬉しいなぁ。

お通夜、葬儀を終え改めてお別れなんだなぁと実感しているところです。

気持ちのいいスカッと晴れた叔母さんに よく似合う日でした。
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デ某さんへ (SORA)
2012-10-06 20:24:41
昭和の大名優、大滝秀治さんも逝かれましたね。
季節の変わり目というのは、やはり身体に堪えるのでしょうか・・・。

こんばんはデ某さん。

私も新聞の訃報欄では、ついつい年齢に目がいきます。
自分に近い年齢の方を見つけると事故だろうか・・
病気だろうか・・・ふと考え複雑な気持ちになります。

64歳とまだまだ若い叔母の通夜、葬儀では
色んな事を考えさせられました。
デ某さんの言葉に叔母が綺麗な虹を渡って笑顔で手を振る姿が浮かびました。

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ムネザネさんへ (SORA)
2012-10-06 20:30:47

>自分の葬儀に来る前に父に息子の手術を見届けさせるかのように旅立たれたような気がします。

きっと、そうだと思いました。

お別れの前後、
不思議に感じることって多々ありますよね。
ふと、そうだったんじゃないかな?と思うこと、それって、
きっとそうなんだと私は思っています。

ムネザネさんの手術の翌日とは、色んなな事が重なって大変でしたね。





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