◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

えぇ!!83歳で卵巣嚢腫

2014-03-23 00:46:34 | 日常


実家の母が緊急手術をしました。

19日の夜、突然弟から母が緊急手術をしていると電話が入りました。

入所するホームで腹痛を訴え病院へと運ばれた母。
はじめの病院で、大きな病院へ行かないとダメだということで別の病院へ 
結局、次の病院でもダメだということで次の病院へ
病院を3つ移動。

腸を調べるために撮ったCTで
卵巣が腫れ上がり捻転を起こしているのが発覚。

母の腹痛は何と”卵巣嚢腫が捻転”を起こした為におこった腹痛でした。

卵巣嚢腫の大きさはなんと!!!

15センチ w(゜ロ゜)w 

     約650gm 




83歳のおばあさんが、卵巣嚢腫なんて思いもしていませんでした。
以前からよく足の付け根あたりが痛いと言うことがあったらしいのですが、
まさか卵巣が腫れてるなんて思いもしていなかったので
足が痛いと勘違いしていたのだと今となっては考えられるのですが。

私も卵巣嚢腫で何度も検査を受けていますが、
若い頃から母は、卵巣嚢腫になったことも注意をうけたことも
卵巣が痛くなったこともありませんでした。
それが、83歳にして見つかるとは驚きました。
しかも、その大きさにビックリ!
異常のない卵巣は2~3センチ。
それが15センチまで腫れ上がって捻転をおこしたのだから
さぞかし激痛だったことでしょう。
3つの病院をまわされる間の痛さを思うと・・・。

手術は夜の8時頃からはじまり2時間半ほどで無事終了。

たまたま連絡をもらった翌日が仕事が休みだった私。
急遽、奈良へ

今月の10日に次男と母に会いに行き
元気そうな母を見て安心して帰ってきたばかりだったので本当に驚きました。

83歳でこんな手術をしないといけないなんて・・・
さぞかし痛い思いをしているだろうと。
それが、手術翌日の母は案外元気そうであまり痛みもない様子。
今まで何度か手術をしたことがある母ですが、
不思議と術後の痛みをあまり感じないらしく「痛い」と言わないんです。
我慢して痛いと言わないのかと心配するのですが
ほんとうに我慢しているわけでもなさそうなんです。

若い頃に手術をした時も痛くないと言って看護師さんに
「嘘でしょ?痛いの我慢してるんでしょ?術後の痛みで泣く人もいるのよ。」と
言われたことがありました。
どうやら、母は痛さに鈍感というか痛みを感じない体質?のようです。
羨ましいような~(笑)

とにかく無事手術も終了し安心しました。

ただ、術後2日目にお見舞いに行くと
何だか母の様子が変。
今度は痴呆が母を襲ってきたのです。
ケアホームから病院を3件まわり、
手術後 救急救命の病室
翌日 婦人科病棟の病室へ移動・・・
自分がどこに居るのか?わからなくなっている様子。
そして、来てもいない弟の子供がさっきまで居たとか
夢を現実と思い込んでいるのか?
幻想を見ているのか?
そして、自分が手術をしたことも忘れてしまっているような・・。
看護師さんも環境が急激に変わると 
こういう痴呆の症状が出ることがあります。と

母自身も何となく自分がおかしいのがわかるのでしょう。
「おかあちゃん、おかしいねん。」
と口にするのです。


以前にも入院中に痴呆の症状が出て
その後に老人性鬱になってしまった母です。

今はまだ、ベッドに仰向けで寝ているだけの状態だったので
もう少し身体を起こせるようになったり、車椅子で移動できるようになると
多自分の居る場所も把握でき少しずつ頭の中もクリアになっていくと信じたいところです。


病院の先生も卵巣嚢腫で手術した最高年齢だとおっしゃっていたそうです

摘出した腫瘍は水ふうせんのようだったと姉から聞きました。
多分、良性だとは思いますが もし悪性であっても母の年齢から考え
抗癌剤治療などはしない方向で・・と姉と話をしてきました。


緊急手術ということに驚き
83歳で卵巣嚢腫になるということに驚き
そして、手術前には「お腹が痛い」とは言わないくせに
看護師さんに”弾圧ソックス”履かせてもらう時に「痛いなー!!!」と
母の痛いツボずれてない?(笑)
とにかく本当に驚きました。



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