◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

【3】泌尿器 受診

2009-01-18 13:32:41 | 入院まで
■2008年12月1日(月)K厚生病院 泌尿器 受診■


昨日、緊急外来で受診したK厚生病院の泌尿器を受診。

先生に11月28日からの身体の症状や
今まで病院で言われた病名「出血性膀胱炎」「結石」を伝えた。



「少し時間がかかるかもしれませんが、飛び入りで検査を入れます。」
先生にそう言われた。


”CT 腎臓より骨盤単純”

【検査の説明】
コンピューターを使ったエックス線の検査。
診察台の上に寝て行う。
身体の輪切りの写真や三次元的な写真を使って、
身体の中を詳しく調べる。


という検査を受けることになった。



どうやらCT検査などは、殆どが事前に予約するようになっているらしい。
私は、予約なしの飛び入りで検査を受けた。


その他に
採血、検尿、レントゲン検査
をした。


検査が全て終了して、
担当医の説明を聞いた。


「右側の腎臓が普通の腎臓の大きさの2倍くらいに腫れています。」


担当医は、そう言ってCT映像を見せた。

右の腎臓が左に比べると大きいのが私にもわかった。
しかも、右腎臓の向きもねじれて変になっていると言われた。
腎臓の腫れの原因を詳しく調べる検査をしなければいけないと言われた。
もしかしたら、”手術になるかもしれないと”
泌尿器をはじめて受診した その日に言われてビックリした。


「手術?するかも?ですよね?
  検査も沢山するんですか?仕事を休む都合もあるんですが・・・
 手術は、検査が終わるまでわかりませんよね?しないかもしれないし?」


私は、先生に質問した。


「腎臓におできが出来ていて、その大きさがかなり大きいので
 ほぼ80%は手術になると思ってください。手術の日も
もう、おさえておいた方が良いので、一応おさえておきます。」


主治医の返事は、唖然とするものだった。
そして、12月16日(火)を手術日としておさえた。


「えっ?あのぉ・・”おでき”って言うのは・・・”おでき”なんですか?
腫瘍とかではないんですよね?」


思わず聞いた。


「・・・おできっていうのは「腫瘍」の事です・・・。検査を色々してみないとどんな腫瘍なのか?どこからできているのか?”良性”なのか”悪性”なのかなどを調べないといけないんです。ただ、腫瘍の大きさがかなり大きいので良性でも放置しておくと何かの衝撃を受けた際に破裂するなどの恐れがあるので、手術してとらなくてはいけません。」


とっても穏やかな口調で主治医は言った。



私は仕事を休むか辞めるかを考えた。
7月から9月末まで約3ヵ月
子宮筋腫の入院、手術、療養の為休ませてもらって、
やっと仕事復帰した矢先・・・
どうやら私は、
「出血性膀胱炎」でも「結石」でもないらしい。


思ってもいなかった病気でまた手術しなければいけなくなったらしい。


とにかく明日からの出勤は無理になってしまった。
明日も検査が入った。


この日、病院から帰ってすぐに職場へ向かった。

職場の上司に病気の説明をした。
ほぼ手術になるという事。
仕事の復帰がいつ頃になるかわからない事。
迷惑がかかるので、仕事を辞めてもいいと思っている事。

私の話を全部聞いた上司は、
辞めなくていいと言ってくれた。
復帰がいつになってもいいので、
とにかく身体をきちんと治して復帰してくれればいいと・・・。
退院後、治療が必要なら、治療を優先してもいい。
そういう有難い言葉がかえってきた。

相談のうえ とりあえず、来年2009年2月20日までは
休みを取らせてもらうことになった。







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