いつものように仕事から帰ると、用意しておいた荷物に水と食糧を入れて出かけます。
ロングトレイルは普通の登山とは違って、綿密な計画と歩き通す強い意志が必要だと思います。
なので、自分の力量をわきまえて行動計画を練ることが大切です。
美ヶ原高原ロングトレイルに限らず、今まで歩いた京都一周トレイルやダイヤモンドトレイルもそうでしたが、本来一度に歩くものではありません。
きちんと始めからいくつかにコース分けされています。
『関東ふれあいの道』や、身近なところでは『龍ケ崎てくてくロード』なんかもそのカテゴリーですね。
そこを一度で歩き通せるかどうかは、歩く人本人が決めることで、期限も無ければ競争でもありません。
あるとすれば自分とのかけひきですね。
持ち物すべての重さを量って、同じ機能であれば出来るだけ軽い方を持ちます。
食べるものもドライフードや水を使わないパンにしました。
塩尻インターを降りて牛伏寺の駐車場に車を停めます。
当然あたりは真っ暗闇で、激しく星空が降り注いでいます。
『よーし、やるぞー』
まず自転車を降ろして寝床を確保します。
… 4時に起きました。
まだまだ暗いです。
準備を整え、自転車にまたがり長い坂道を下っていきます。
30分ぐらいで村田駅に着きました。
駐輪場は6時から開門となっていて、乗らなければいけない電車は6時06分。
『乗れるかなぁ…』
一抹の不安の中、管理人がちょっと早めに到着しました。
『よしよし大丈夫そうだ』
利用方法を確認して自転車を預けました。
小走りで駅に向かい、定刻通りにやってきた電車に乗ります。
乗りますが寒冷地特有の自分でボタンを押して開ける方式でした。
まごまごしていたら後続の人にボタンを押されてしまいました。
『あ、すみません』
2駅乗って松本駅で乗り換えです。
直通もありましたが、一番早く着くのがこれしかなかったのです。
乗り換えで失敗したことがあるので、ここは慎重に。
やがて田沢駅に到着です。
田沢駅は無人でした。
Suicaを使って乗ったので、当然Suicaで出ようと思いましたが機械がない。
『やばっ、いいやそのまま出ちゃえ』
僕の恰好を見た予約しておいたタクシーのおじさんが、こちらを見ておじぎしてくれました。
登山口までと言ったので、気がついてくれたんだな。
『おはようございます、早い時間に申し訳ありません』
タクシーに乗って運転手さんと場所の確認をします。
『ゴールデンキャッスルの先の戸谷峰登山口ですが、行けるところまででけっこうです』
『戸谷峰ってどこだろうって昨日会社の人間と話していたんですよ』
相当マイナーらしいです。
『ゴールデンキャッスルってどういう施設なんですか?』
『結婚式場ですよ』
なるほど。豪華な財宝を見せびらかす館かと思っていました(笑)。
『このへんで…』
と言われた先には獣が降りてきて悪さしないように、防護柵とゲートが取り付けられていました。(画像)
その3へ続きます。
ロングトレイルは普通の登山とは違って、綿密な計画と歩き通す強い意志が必要だと思います。
なので、自分の力量をわきまえて行動計画を練ることが大切です。
美ヶ原高原ロングトレイルに限らず、今まで歩いた京都一周トレイルやダイヤモンドトレイルもそうでしたが、本来一度に歩くものではありません。
きちんと始めからいくつかにコース分けされています。
『関東ふれあいの道』や、身近なところでは『龍ケ崎てくてくロード』なんかもそのカテゴリーですね。
そこを一度で歩き通せるかどうかは、歩く人本人が決めることで、期限も無ければ競争でもありません。
あるとすれば自分とのかけひきですね。
持ち物すべての重さを量って、同じ機能であれば出来るだけ軽い方を持ちます。
食べるものもドライフードや水を使わないパンにしました。
塩尻インターを降りて牛伏寺の駐車場に車を停めます。
当然あたりは真っ暗闇で、激しく星空が降り注いでいます。
『よーし、やるぞー』
まず自転車を降ろして寝床を確保します。
… 4時に起きました。
まだまだ暗いです。
準備を整え、自転車にまたがり長い坂道を下っていきます。
30分ぐらいで村田駅に着きました。
駐輪場は6時から開門となっていて、乗らなければいけない電車は6時06分。
『乗れるかなぁ…』
一抹の不安の中、管理人がちょっと早めに到着しました。
『よしよし大丈夫そうだ』
利用方法を確認して自転車を預けました。
小走りで駅に向かい、定刻通りにやってきた電車に乗ります。
乗りますが寒冷地特有の自分でボタンを押して開ける方式でした。
まごまごしていたら後続の人にボタンを押されてしまいました。
『あ、すみません』
2駅乗って松本駅で乗り換えです。
直通もありましたが、一番早く着くのがこれしかなかったのです。
乗り換えで失敗したことがあるので、ここは慎重に。
やがて田沢駅に到着です。
田沢駅は無人でした。
Suicaを使って乗ったので、当然Suicaで出ようと思いましたが機械がない。
『やばっ、いいやそのまま出ちゃえ』
僕の恰好を見た予約しておいたタクシーのおじさんが、こちらを見ておじぎしてくれました。
登山口までと言ったので、気がついてくれたんだな。
『おはようございます、早い時間に申し訳ありません』
タクシーに乗って運転手さんと場所の確認をします。
『ゴールデンキャッスルの先の戸谷峰登山口ですが、行けるところまででけっこうです』
『戸谷峰ってどこだろうって昨日会社の人間と話していたんですよ』
相当マイナーらしいです。
『ゴールデンキャッスルってどういう施設なんですか?』
『結婚式場ですよ』
なるほど。豪華な財宝を見せびらかす館かと思っていました(笑)。
『このへんで…』
と言われた先には獣が降りてきて悪さしないように、防護柵とゲートが取り付けられていました。(画像)
その3へ続きます。
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